いつからだったかな
僕が、
いじめの標的にされたのは
〜小学生〜
青
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この時は、すごく楽しみにしていた。 憧れの小学生になることが。 通うことが。
あんなことが起こるまでは…
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僕は人懐っこい性格で すぐに友達ができた。
そして、僅か半日でクラスの中心となり皆に囲われるような人になった
ただそれを良く思わない者もいた。
いじめっ子1
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いじめっ子2
いじめっ子3
青
いじめっ子2
ここからは地獄の毎日だった
朝学校へ行ったら水をかけられ、机は落書きされていて鉛筆やノートも使い物にならなかった
初日は僕を慕ってくれていたクラスのみんなも見て見ぬふり
誰も助けてくれない
青
青
来るはずのない助けを求めたとき
君は手を差し伸べてくれた
赤
青
赤
そう言い優しい君は心配そうに 僕を支えてくれた
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いじめっ子1
いじめっ子3
赤
赤
いじめっ子2
青
赤
赤
君は他人の僕のために 本気で怒ってくれた
僕の手をひいてくれた君の力は 痛いぐらいだった
赤
青
赤
青
赤
青
赤
青
赤
赤
勢いおく手を左右に振って 帰っていってしまった
青
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赤
赤
青
赤
赤
赤
青
青
赤
君はいつも僕を笑わせてくれた
君と話していると辛いことなんて吹き飛んでしまうほどに
でも、僕と一緒にいたことが 間違いだった
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この日からだった、いじめの対象が 赤くんに変わったのは
赤
赤
赤
青
青
赤くんの靴の中に大量の画鋲が 入っていた
いじめっ子3
いじめっ子1
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赤
青
“大丈夫”と言って笑った君の笑顔はいつも以上ににっこりしていて、何かを隠そうとしていたように見えた
数日後
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僕は絆創膏をもらいに保健室へ行った
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そこには傷だらけでぐったりしている 赤くんがいた
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赤
君はなんども“大丈夫”と繰り返した
この時“大丈夫”と言う本当の意味に気づいてあげられていれば…
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赤
青
青
この日はいつにも増して君は笑顔だった
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赤
様子が変だった
青
赤
青
赤
青
赤
赤
それだけ言い残し踏切の中へと飛び込んで行った君は泣いていた
青
青
最後に言った一言が聞こえなかった
君は僕に最後なんて言ったのだろう
コメント
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もしかして莉犬くん「幸せになってね」って言ったのか!?ブクマ失礼します