テラーノベル
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私はしばらくその場に 立ち尽くしてた
学生時代のワタシが言ってた 言葉に動揺した
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
視点は 学生時代の私に変わる
すいせい?(学生時代)
学生時代の私は歩道橋の柵に 寄りかかりながら考える
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
すいせい?(学生時代)
学生時代の私は笑みを浮かべた
視点は戻る
すいせい
私は転げ落ちたスマホを拾う
拾ったスマホの画面を見る
すいせい
すいせい
ジジ ジジ
すいせい
すいせい
私は画面に違和感を感じた
画面を良く見てみる
すいせい
私は画面からすぐに振り向いた
すいせい
画面の向こうには アイドルオーディションを 受け、落ちまくってた 辛い時代の私が映っていた
すいせい
すいせい
私は疲れて無性に 歩きたくなった
その後の記憶は あまり覚えてない
ただ一つだけ
歩きまくった
自分でもよく分からないまま 様々な場所を歩いた
意味もない場所も沢山歩いた
歩きまくった
そう
歩きまくった
いつの間にか山の上にいた
もうすぐ夜を迎えそうだ
夕日が照らしている
すいせい
すいせい
夕日を見ていると何かを 思い出しそうになる
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
アイドルのオーディションを受けまくってた時代を思い出した
あの時落ちたオーディションの その後の続きを...
ワタシはオーディションを 落ちたあと寝た
数時間後目覚めた
ワタシは荒れた部屋を見渡した
ワタシは一つの手紙に目が映る
すいせい(数年前)
ワタシは手紙を拾った
すいせい(数年前)
すいせい(数年前)
すいせい(数年前)
ワタシは虚ろな目で呟いた
すいせい(数年前)
ワタシは手紙を開いた
すいせい(数年前)
すいせい(数年前)
ポタ
すいせい(数年前)
ポタ
すいせい(数年前)
すいせい(数年前)
私は涙で溢れていた
何処か懐かしさを感じるような
この絵を見てるとその時の 心情を思い出す
すいせい(数年前)
すいせい(数年前)
視点は戻る
すいせい
すいせい
すいせい
私は涙を流す
すいせい
私は泣きながら口ずさむ
すいせい
私は腕で顔を隠す
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
私はその場に何時間も 立ち尽くした
いつの間にか外は 美しい夜を迎えてた
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
この後の私はひたすらに 全てのことを頑張った
歌も
配信も
それが実ったのか
遂に【武道館】でLIVEができた
すいせい
私は武道館にきた
すいせい
私はステージ外に スタンバイしてた
星詠みみんなの歓声が聴こえる
スタッフが私に声をかける
スタッフ
スタッフ
すいせい
すいせい
すいせい
スタッフ
スタッフ
すいせい
スタッフ
スタッフ
すいせい
私はスタッフに応援されて ステージの上に登場した
私がステージに登場したことで 星詠みが一気に盛り上がった
すいせい
すいせい
すいせい
私は楽しんだ
夢の舞台を
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
私は呼吸を吸って、吐いて 目を瞑り
自分自身の精神世界に 干渉しようとした
私はゆっくりと目を開いた
目を開けると 綺麗な彗星の夜空が 広がっていた
すいせい
すいせい(学生時代)
すいせい
私は後ろを振り向く
すいせい(学生時代)
目の前には学生時代の私がいた
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい
学生時代の私は首を横に振る
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい
すいせい
すいせい(学生時代)
すいせい
すいせい(学生時代)
すいせい
すいせい(学生時代)
すいせい
学生時代の私は何処からか 昔愛用してたギターを出した
すいせい
すいせい(学生時代)
二人は笑い合う
すいせい(学生時代)
すいせい
すいせい
二人は彗星の下で 美しい演奏を奏でた
私達は楽しんだ
そして演奏は終わった
すいせい(学生時代)
すいせい
すいせい(学生時代)
すいせい
二人は次の言葉を理解してるかのように目でお互いを思い合う
すいせい(学生時代)
すいせい
すいせい
すいせい(学生時代)
昔のワタシは優しく微笑んだ
私は前を進んで行った
すいせい(学生時代)
ジャーン
昔のワタシはギターを弾く
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
すいせい(学生時代)
昔のワタシは静かに消えた
私はいつの間にか 自分の家にいた
ただ、数年前のワタシはいない
カーテンがチラッと光ってる
すいせい
私はカーテンに歩む
カーテンに目の前に着くと カーテンに手をかける
すいせい
すいせい
私はカーテンを開く
カーテンを開くと目の前には 数年前のワタシが泣いていた
すいせい(数年前)
すいせい
私はそっと、数年前のワタシに 手を頭の上に優しく置く
すいせい(数年前)
私は目の前にある絶景の池と 周りに咲いてる 美しい桜の場所で数年前の ワタシとベンチに座る
すいせい
すいせい(数年前)
私は優しくワタシに抱きつく
すいせい(数年前)
私はワタシの目と合わせる
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
すいせい
私は昔のワタシに優しく喋る
すいせい(数年前)
すいせい(数年前)
すいせい
すいせい
私達は再び抱きついた
お互い沢山泣いた
泣いて
泣いて
泣きまくった
この世界は綺麗事だ
楽しい記憶も
辛い記憶も
忘れたい記憶も
悲しい記憶も
涙した記憶も
こんな声だって 伝わらないかもしれない
もっと完璧な言葉だって 紡ぎたい
ずっと欲張って
きっと間違えて
それでも生きて
足掻いて
努力して
いつか実って
ただ
これらも全て
綺麗事かもしれない
それでも歌おう
不完全だから
_________
【〜完結〜】
ここまでこの作品 ホロライブ小説4弾 【綺麗事】 読んでくださり ありがとうございました!!
次回は ホロライブ小説5弾
天音かなたが主役の 1〜5話+裏話形式の 【青い薔薇の引き金】 お楽しみに!!
コメント
2件
俺も頑張らないと ゆうネロさんも頑張れ