暗い部屋の中、 固まる雪に迫る万次郎
マイキー
雪、、、、、
雪
ッ、、、、、佐野君、
雪
あの、、、っ私
マイキー
どう思った、、、、?
雪
ぇ、、、、、ッ?
マイキー
俺の昔話聞いて、
マイキー
どう思った、、?
マイキー
同情した、、、、?
雪
(ピクッ
雪
ッ、、、、、
暗闇の中でも分かるマイキーの暗い声
その声に雪は身体、 思考が麻痺を起こした
雪
佐野、、、君、、、
マイキー
、、、、、
マイキー
ッ、、、、、
マイキー
悪い部屋戻る
万次郎の悲しみに 染まった様な背中を見てそのまま
マイキー
!
マイキー
雪、、、、、ッ?
万次郎の背中に手を当てそして
雪
、、、、、
雪
佐野君、
雪
私は貴方の為に
何が出来ますか、、、っ?
何が出来ますか、、、っ?
そう静かに呟いた
マイキー
、、、、、ッ?
雪
どうしたら
そのまま吸い込む様に
万次郎の背中にすり寄った
雪
貴方を助けられますか、、?
マイキー
雪ッ、、、、、
マイキー
何言ってッ
雪
助けて貰いました、、
雪
私は貴方に沢山
助けられました、、ッ
助けられました、、ッ
雪
なのにッ
雪
なのに私は佐野君の為に
何も出来ないなんて
何も出来ないなんて
雪
嫌なんですッ
マイキー
!、、、、、
雪
だからどうかッ
雪
私を頼って下さいッ
その言葉が万次郎の鼓膜を響かせた