ご無沙汰しております ぷ。です!!!
今回はとーーーっても 久々に長編の物語を 書きたいと思います✨
もちろん何話かに分けて 書くんですけど
どれくらい期間が かかるかは 分からないのですが
しっかり色々考えて 書くつもりなので お楽しみに!!!
そしてですね
今回の作品は 結構前にリクエストを 募集した際に
るぅころのツンデレが 見たいよ🥺
ドッキリしかけて ほしいよ🥺
という意見が多かったのと
みんなの関係性が 入り交じってる感じが いいという意見が 上がったので!
3つのリクエストに お応えした 物語にします!
ですが今回は プロローグです!
あとあと注意喚起なんですけど
今はいないメンバーも 出てきますので もし苦手だったり 抵抗ある方は お控えください
では、前置きが 長くなってしまったのですが
楽しんでもらえたら 幸いです🙇🏻♀️
では、どぞ!!!
こくん
こくん
るくん
ころちゃんの声で 目を覚ました
こくん
るくん
よく夢を見る
目が覚めると いつも泣いている
でも目が覚めた時には どんな夢だったか 覚えていない
こくん
るくん
近くの時計に目をやると 時刻は8時をまわった ところだった
るくん
こくん
そういえば夢の中で 誰かに名前を 呼ばれていた気がする
あれは現実世界の ころちゃんの モーニングコール だったのか
こくん
るくん
夢のことなんか 気にしている場合ではない
ベッドから飛び起きて すぐに制服に着替える
るくん
確かに僕らは幼なじみで 家も隣同士だ
そして 付き合って2年が 経とうとしている
ただ、ころちゃんは いつもツンツンしてて
甘えてくることも 甘やかしてくれることもない
るくん
スマホを開くと ころちゃんからの 大量の不在着信と
心配している メッセージがあった
るくん
つい口角が上がった
好きという言葉は あまり言ってくれないけど
好きだということを 行動示してくれる
そんな彼が好きだ
るくん
雑に支度を済まして 家を勢いよく飛び出す
すると家の前に 自転車に乗った 彼が待っていた
るくん
こくん
るくん
るくん
僕は自転車の後ろに またがって
彼の背中をぎゅっと 抱きしめた
るくん
こくん
るくん
こくん
素っ気ない返事だけど
伝え方が不器用な 彼が愛おしくて
なんだか照れくさくて
君の大きな背中に そっと頭をくっつけた
こくん
君の顔はよく見えないけど
君が鼻を啜った音を聞いて 君が照れているのが 分かった
何故か照れると 鼻をすする癖がある
そんなところも 可愛くて好きだ
るくん
りくん
りくん
るくん
りくん
周りを見渡すと チャイムが鳴った後 だと言うのに
席を立って話している 生徒がほとんどだった
るくん
りくん
りくん
るくん
りくん
りくん
りくん
るくん
そういえば前に 先生が産休に入ると 話してクラスの 女子たちが泣いていた 気がする
そうこう話している 間に教室の扉が開き
一斉に生徒たちが 席に座り出した
先生
隣のクラスの担任の先生が 突然入ってきて みんなの出席を確認した
先生
その言葉が合図だったのか 扉がもう一度開く
新人の先生
深々と頭を下げて 律儀な自己紹介を始めた
緊張が伝わって 教室中にも その緊張が広がった
新人の先生
すると、クラスの女子が 1人手を挙げた
女子生徒
その言葉のおかげで 緊張に包まれていた 空間が一気に緩くなる
しかしそれを隣で聞いていた 先生の顔は険しかった
先生
先生
先生
新人の先生
異常な程にこの学校は 先生と生徒との 立場にうるさい
噂では過去にトラブルが あったとか
細かいことは よく知らないが
先生たちが酷く敏感に なっていることは 確かだった
キーンコーンカーンコーン
張り詰めた教室に チャイムがなり
先生たちは号令をかけ すぐに教室を出ていった
るくん
りくん
るくん
HRが終わり一限は 教室移動だったので すぐに荷物をまとめて 廊下に出た
るくん
廊下の先に ころちゃんをみつけて 名前を呼びかけたところで すぐにやめた
ころちゃんと同じ クラスの子が 楽しそうに話していた
なんだか心がモヤモヤして
心臓がドキドキと 嫌な音を立てる
たかが友達と 話してるくらいで ヤキモチを焼く 自分にもイライラする
りくん
心配そうに僕を 見つめるりいぬは
僕の気持ちに察した ようだった
りくん
りくん
向かっていた反対の 階段に僕の手を取って 走り出した
りいぬはいつも 僕の気持ちに気づいて 助けてくれる
るくん
りくん
何も知らないフリして 僕を傷つけないように
隣にいてくれる
こんな時に この優しさを 忘れたくないなと
いつも思う
人の記憶は曖昧で 簡単に消えてしまう
誕生日に沢山の人に 祝われた時 やっと自分が愛されていた ことに気づいて
周りの人にも愛を返そうと なんとなく綺麗な 思い出に浸ったりするが
1週間と経たないうちに その気持ちは 消えてしまう
毎日生きていることに 感謝できている人なんて そうそういないはずだ
でも戦場下を生きてる 人にとっては 自分の置かれた状況は さぞかし幸せなことだろう
結局人は慣れてしまうし 忘れてしまう
思い出も記憶も
これは僕の話かもしれない
ころちゃんに朝 大事にされていると 散々思ったのに
少し友達と楽しそうに していただけで
その気持ちが薄れてしまう
僕は傲慢な人だ
るくん
りくん
お昼になって僕らは 屋上でお弁当を食べていた
るくん
りくん
突然の質問に 少し動揺していたが
わざわざ箸を置いて 僕の顔を覗いた
るくん
るくん
るくん
りいぬはいつもの笑顔で 僕に言った
りくん
りくん
りくん
りくん
りくん
るくん
りくん
りくん
りくん
そういえば僕も 好きだと思うことは 沢山あるが
口には出していない
りくん
りくん
りくん
りいぬの顔は 真剣だった
るくん
りくん
少し悲しそうな顔をして 俯いた
るくん
りくん
りくん
るくん
言えないではなく、 言わないと言う言葉が 引っかかった
きっと何らかの理由が あるのだろう
ただ、深堀して聞くのは りいぬが傷つくかもしれないと 思い聞けずにいると
りいぬが口を開いた
りくん
りくん
るくん
るくん
るくん
るくん
真っ直ぐなりいぬが 可愛くて羨ましくて
思い切り抱きしめた
りくん
抱きしめていて 気になったことがある
1つ目はりいぬの声が 震えていたこと
2つ目は見えないように 涙を流していたこと
この時の僕は 鈍感で馬鹿だったと 今なら思える
りくん
りいぬは僕から 離れるように お弁当を片付け始めた
りくん
るくん
片付けの終盤に 差し掛かった時
りいぬがとある 提案をしてきた
りくん
りくん
りくん
るくん
るくん
こんなドッキリ やめておけばよかった
後々僕らには 思ってもいないことが 待ち受けていた
放課後
僕とりいぬところちゃん
そしてころちゃんと 同じクラスの
ジェルくんとさとみくんを 含めた5人で帰っていた
ジくん
るくん
ジくん
こくん
さくん
るくん
りくん
たわいもない話で 盛り上がっていると
ジくん
さくん
こくん
ジくん
ジくん
僕も何故か風評被害を 食らって恥ずかしくなった
りくん
るくん
お前のせいだと 目線でころちゃんに 向けると
ころちゃんは 笑っていただけだった
ジくん
さくん
こくん
りくん
るくん
こうやって自分も 輪の中に居れば なんとも思わないのになぁ
自分がいない場に なるとどうしても ヤキモチを妬いてしまう
明日は絶対に 寝坊しないようにと アラームを何個も かけていると
通知が届いた
るくん
どんな反応するんだろう
ヤキモチ妬いてくれるかな
2年という年月一緒に いてもまだ分からないことが あるんだなぁ
なんて考えたら 眠気が襲ってきて
そっと目を閉じた
りくん
るくん
どうしよう
迷っている時間なんてない
行くしかない
僕は咄嗟に海へ飛び込んだ
りいぬの手を掴んだ瞬間 足が波に取られて
海の中へ沈んでいく
ごめん、りいぬ
助けられなかった
情けないね
意識が薄れていく中で 誰かが僕の名前を 呼んでいる
誰だろう...この声は
るくん
目が覚めて 時計を見ると
まだ夜中だった
あれ、どんな 夢だったんだっけ
あれ
えっと...
急に頭痛が走る
誰かが助けてって叫んでる 声が脳内に響いて
誰かが僕の名前を 呼んでいて...
それから...
僕はそのまま 気を失った
コメント
13件
ブクマ失礼します₍ᐡ´・・ᐡ₎ノ₍ᐡ. ̫ .`ᐡ₎
どうします?この時点で泣きましたよ?又もや今回も神作品になる予感💭 連載ブクマ失礼します🙇♀️
天才すぎます… ブクマ失礼します!