TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

事故が起きる前の丈くんたちはあの後どうしたのかと言うと・・・・、

スマホを部屋におかれたままで、はっすんからの連絡を見ないまま・・・丈くんは部屋を飛び出し、愛梨さんを助けに行ってしまった。

藤原丈一郎

愛梨!

愛梨

・・・・・丈・・・・・

こいつの首、切ってやる

藤原丈一郎

やめろ!

愛梨

丈、来ちゃダメ・・・・

そいつはナイフを振り回している危ないヤツや 。

藤原丈一郎

そいつは俺の幼なじみなんや!大事な幼なじみや

フン。そんなの知ってるさ。お前がほかのやつ・・・しかも男のことを【好きかも】しれないって言うからさ調べてやったのにさ!調べたら俺と付き合ってくれるって言ってくれたくせにさ・・・

藤原丈一郎

・・・・

愛梨

・・・・

俺の事、金で捨てやがって・・・

愛梨

・・・・・

藤原丈一郎

・・・・

こいつは、お前とその【男】を引き裂くために、妹とその男が付き合うようにしむけたんだ。知ってたか?

藤原丈一郎

・・・・・・そんなん知るか!(妹って、もしかして渚って子か?だから大橋と?)

愛梨

やめて!もうやめて!

お前さー男が好きなんだな

愛梨

・・・・・

藤原丈一郎

・・・・・ !?

どうなんだよ

藤原丈一郎

そんなのあんさんには関係ないわ。はよ、愛梨を離せ

なんだと?

藤原丈一郎

誰をすきになろうとかんけいないわ!その人の人生やし、それを教えてくれた仲間がいる。好きになったらとめられん。あんたかてそうやろ?

丈くんは愛梨さんに向かって走り、その男に体当たりをした

なっ !?

そいつは尻もちをつき

藤原丈一郎

走るで愛梨!

愛梨

えっ?

丈くんは愛梨さんの手を掴むと、走り出した!!

ということがあり・・・大事にはならなかったが、丈くんの勇気ある行動で愛梨さんは助かったわけやけど・・・

愛梨

ハァハァハァ

藤原丈一郎

ハァハァハァ

全力疾走してきた2人、

繋いだ手を離され・・・ 、

藤原丈一郎

もうここまで来たら追いかけてはこやへんやろ・・・

愛梨

・・・・丈・・・・私・・・

藤原丈一郎

もうさ・・ホンマに俺のことは忘れてくれやん?

愛梨

・・・・・えっ・・・

藤原丈一郎

あの男の言う通り、ほっとけやんヤツがおるんや。泣き虫で、元気でうるさいヤツやけど・・・俺にとっては大切な・・・・

そこまで言ってなぜか話すのをやめた丈くん。

愛梨

・・・・丈?

誰かいるの?

藤原丈一郎

と、とにかくそういう事やから!追いかけてくるなよ

愛梨

ちょっと?丈!待ちなさいよ!

このときなぜ話すのやめたかって?

それは、【見知った顔】を見たからや!?

なんや嬉しそうに紙袋を手にして歩いていて・・・

俺は電話をかけてやろうとしたが・・

藤原丈一郎

嘘や!忘れてきたんか?何やっとんのや、俺

そうだよ、丈くん!

はっすんも丈くんに電話しようとしたんだよ?

いや、していたんだよ?

2人はちゃんと素直なろうとしていたんだよね?

藤原丈一郎

・・・・大橋・・・・

俺はその名を呟き、この前言えなかったことを今度こそは伝えようと言う気持ちが溢れてきてしもたんや。

数十人いる歩行者に紛れるようにあいつはいて、声をかけようと思っていた。

大橋和也

えっ?丈くん?な、なんで?

あいつは絶対そういうに決まってる。

こんなやり取りしょっちゅうやから。

そんなことを思い浮かべながら、あいつのところに近寄った瞬間!

ブーン

藤原丈一郎

えっ・・・・

なんか知らないがスピード違反の車がその歩行者達めがけてブレーキかけずに向かってきていて・・・・

このままやったら大橋が!

和也が巻き込まれる!!

📺

今日の12位はしし座です。

藤原丈一郎

えっ?あっ、大橋やん笑

⤴こちらもテレビに向かって呟いた?

しかも人のやん。

📺

ハプニングだらけなので家で大人しくしていた方が良さそうです

藤原丈一郎

あっ、そりゃ無理やな。
あいつ今から学校やし(笑)

⤴人のことやのに・・・。

大橋和也

・・・無理やわ。今から学校やし・・・

同じ番組見て見事シンクロ?

離れていても同じことを言っていた2人。

藤原丈一郎

和也!危ない!

そんなこと考えてる暇はなかった!!

気がついたら俺はあいつのこと名前で叫んでいて、背中を押していた

キキー!?

ガシャンガシャン!

大橋和也

・・・・えっ?

藤原丈一郎

・・・・・うっ・・・・・

からだに激痛がはしり・・・動けずにいて・・・薄れゆく意識の中・・・大橋が俺の所へ来て・・・

藤原丈一郎

お・・・お・・・はし・・・無事・・・か?

大橋和也

丈くん?

あいつは、自分を助けたのが俺やと気づいてくれたんやな・・・・

藤原丈一郎

よか・・・った・・・

あいつが無事生きていることに安心した俺は目を閉じた・・。

大橋和也

丈くん!丈くん!!嫌や!!目を開けて!

あいつを助けることで頭がいっぱいになってた俺は、この後大橋も意識を失ってしまうやなんて考えてもいなかった。

Timeless Love~なにわ男子BLストーリー~(丈橋編)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

26

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚