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コメント
10件
うん、ここまで呼んで分かる、神作だってことがね! 人魚姫懐かしい〜!幼稚園の頃お遊戯会でやった! 虹椿さん、すごい…! こんな作品が描けるなんて…!私なんてゴミ作だぞ? こんな神作に宵さんの作品が組み合わさるとどうなってしまうんだ? 心臓が持つ気がしないわ(?) ハッすいません!興奮し過ぎて長文に! 続きが楽しみ!また楽しみが増えた!
え、すごい!! 「童話パロかー、人魚姫とか最高だよね、人魚姫にしてくれたら嬉しいなあ」とか思ってたら本当に人魚姫だった、、、嬉しすぎて語彙力飛んでるっ!!✨ Atくんを見て人間界に行きたいと思ったTgちゃんがどうやってKtyちと恋に落ちるのかとか、PrちゃんとAkはこのあとどうストーリーに絡んでくるのかとか、次の展開がすっごく楽しみ!! めちゃくちゃいいお話だと思うしアドバイスなんて偉そうなこと思いつかないけど、強いていうなら虹椿流(虹椿流とは?)の書き方に寄せるってことなら地の文の区切れがもっと短いとか、? でも自分の書き方に全寄せした上で強いていうならそれってだけでめちゃくちゃいいと思うっ!!最高!! 特に相手の瞳の描写をしっかり書いてるところとか自分っぽすぎてびっくりしたw 続きが楽しみっ!!更新楽しみにしてるね!! 長文コメ失礼しましたっ!! なんか偉そうになっちゃってたらごめんなさいっ!!
新作面白いです! この案思いついたの、天才ですか?
宵
宵
宵
「“泡姫”になって、消えないように。」
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
まぜ
ちぐ
あと
あき
ぷり
けち
宵
宵
宵
宵
宵
あとの国の王
あとの国の王
俺と父上しかいない部屋に 怒鳴り声が鳴り響く
毎日これだ、まじで勘弁してほしい
あと
あとの国の王
あとの国の王
呆れながら父上に返事をすると 案の定叱られた 婚約者、婚約者ってそれしか 言ってない父上にまたしても 呆れながら返事をする
あと
あと
あと
あとの国の王
あとの国の王
あと
まぁ、父上の言う通りなんだけど
あと
どうせ明日もあるだろ、と思い 踵を返して歩いていく俺
あとの国の王
と、引き留めない父上
ほんとに何したいんだこの人は
婚約の話をするなら 少しでも引き止めろよ、 と思いながら歩く
あと
あと
心地良い波の音 人気のない砂浜 ここが俺のお気に入りの場所
ザッザッ、っと鼻歌まじりに歩く これが俺の用事 そして、思い出の場所に行く
あと
辺りが何も変わっていないか確認して 砂浜に座る 父上のせいで毎日そうだ
ここがお気に入りなのは
王子としての自分をやめれて 自由にのびのび出来る
それと…
人魚を見た場所だからだ
人魚なんて空想上の 生き物だと思うだろう だが、俺は見たのだ この目で、2回も
1回目は8年前
あと(幼少期)
いつものように砂浜を歩いていたんだ すると、どこからかすすり泣きが 聞こえてきたんだ
?
?
顔しか見えなかったが、 どこからどうみても困っていたので 急いで見に行った
あと(幼少期)
?
あと(幼少期)
俺は目を見開いた 本でしか見たことないような綺麗な 尻尾がその子に付いていたのだから
?
あと(幼少期)
?
その子が恐る恐る聞いてきた 山吹色の美しい目で俺を観察しながら
あと(幼少期)
?
あと(幼少期)
?
?
ほら、と言いながら彼は 自ら尻尾を見せてくる 紫色の綺麗な尻尾だ
?
あと(幼少期)
あと(幼少期)
?
意外と軽かった… しかも細い ちゃんと食べれているのだろうか…?
そう思いながら、彼を海の中に入れる 冷たい水が手をかかったので、 少しびっくりしたが 彼は驚いてないようだ 逆に安心している
?
バシャバシャと、楽しそうに泳いでいる彼
?
あと(幼少期)
彼が首を傾けながら言ったので、 前髪が顔にかかっていた それを邪魔そうにしながら ニコニコしていたのでとっさに
あと(幼少期)
?
と言い、町に行った
急いで走ってあるものを買い、戻った
?
あと(幼少期)
?
あと(幼少期)
?
あと(幼少期)
あと(幼少期)
俺は、その子の髪に手を伸ばし、 パチッとピンを付けた 黒と白で分かれている髪がどうなって いるのかもう少し見たかったが 嫌がられるかもしれないと思い、やめた
?
あと(幼少期)
?
なぜだか分からないが、 彼は顔を赤らめ下を向いた そのあと
?
とだけ言い、海へ帰ってしまった あとから名前を聞いておけば良かったと思いつつ、もう聞くすべもないので、 城に戻った
その日見た人魚のことをたくさんの 人に話したが、ほとんどの人に 信じられなかった
信じてくれたのは数人だけ
2回目はつい最近
俺の16才の誕生日パーティーを 船の上でやっていた時だ
その日は波が大きく揺れていたため、 体制を崩し船から落ちてしまった
それからは─…あまり覚えていないが 覚えているのは
?
あと
?
記憶が朦朧としていた中だが、月の光に反射してその子の青色の尻尾が見えた
あと(幼少期)
?
?
たぶんそう言って海に入って行った
そのあとは…幼馴染が見つけてくれて、ちゃんと治療をしてもらった
あと
懐かしい思い出を思い出しながら 鼻歌を歌う
そろそろ戻るか、と自分の中で 区切りをつけ、城に戻った
海
まぜ
まぜ
まぜ
まぜ
慣れた手つきで材料を集め家に帰る 変わらない俺の1日
まぜ
まぜ
まぜ
俺の髪にいつもつけているピンがとれた これは…大切な人にもらったもので、 肌見放さずつけている
大切な人と言ってもぼんやりと しか覚えていないが…
まぜ
まぜ
まぜ
ガチャ
まぜ
ここは俺の家 他の人魚とは離れたところに住んでいる なぜかというと… 正直言って俺は関係ない 母さんがなんか悪いことしたらしい まぁ、今は母さんもいないから 1人で自由に住んでるんだよな
1人で自由に実験出来るから この環境はありがたすぎる
だが、最近あいつが毎日来る
困る!
とても困る!
まぜ
コンコンッ
来た、あいつだ… コンコンッ、とリズミカルに俺の 家の扉を叩いてくる
しかし、相手をすると面倒くさいため、 シカトする
すると…ドンドンッ、と力強く叩いてくる
さすがにうるさいため、 仕方なく扉を開ける
ガチャ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
そう、こいつは姫だ 人魚の国のな なのに、よく城を抜け出して ここへ来ている
アホだと思う
まぜ
ちぐ
ちぐ
まぜ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
本来人魚は陸に出たら、 すぐ焼けるんだ 俺も8年前…すごく痛かった
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
友達を作らずに1人で生活してきた俺はこのちぐと話す時間がとても楽しかった
何より、俺の話を怖がらずに 聞いてくれるのだ そんな人魚は今までいなかった 母さんのせいで海の魔法使いと 呼ばれるようになったからだ もちろん、悪い意味で
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
ちぐ
まぜ
ちぐは話し方が上手くて、 聞き入ってしまう
ちぐ
まぜ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
人間の情報なんて聞いても分からない でも、聞いてみたい
ちぐ
ちぐ
ちぐ
まぜ
俺も何度か思ったことはある あの子と会った日から
だが、1人で行っても拒絶されるかもと思い、一歩が踏み出せなかった
でも…
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
ちぐ
まぜ
ちぐ
ちぐ
キラキラした目で俺を見ている ちぐからは本当に尊敬されているような 眼差しを受けている気がする…
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
ちぐ
まぜ
まぜ
俺がそういうと、ちぐは 少しこわばった顔をした
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
正直言って、人間から盗めば良いのだが そうすると裸になるやつが可哀想だし さすがに昼以外で出歩く奴はいないから
海に浮かんでたやつを着れるように 補正することにした
ちぐ
まぜ
ちぐ
まぜ
ちぐ
明らかにダルそうな顔をしているが しょうがない 人間の世界で浮くわけにはいかないのだ あの子を見つけるためにも
まぜ
ちぐ
こうして俺らは陸に上がるための 準備を始めた
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵