「滑落」

僕たち4人は日常組です。 どんな困難でも、このメンバーが いるかぎり立ち向かっていけます！ しかし、この時はまさか＂あんな事＂になるなんて思いませんでした。

と、僕がマイクを切ろうとした瞬間…

得体の知れない胸の痛みと同時に、 マイクラの画面の中に居る僕の 目の前に、黒い服と憎悪に満ちた赤い目をもつ"僕"がいたのです。

しかし、返ってくる声は ありませんでした。

胸が押しつけられるような痛み。 それは…、

＂悲しみ＂

に似ていました。

PCさえ閉じれば僕は悲しみも痛みも感じずに、此処でいつも通りの眠りに つくことができる、そう思いました。

そう自分に言い聞かせ、 僕は寝室へ向かったのでした。

次の日…

久しぶりだな

よぉ、ぺいんと

誰って…俺は、お前だよ

ふふっ、あははッ！！ もう1人の俺よ、ひとつ質問だ

お前は本当にみんなから愛されている自信があるのか？

…

ほう… 本当にそう思っているのか？

ふふっ…お前はあいつらに 愛されていると錯覚しているんだな？

それでも信じられないなら、 いいものを見せてやろう…

お前をみんなが実況している場面に 意識だけ飛ばした。 彼らの言葉を聞いてみな…

え…？ どうして…嘘、死神くん？

そんな、クロノアさん…、

トラゾー…

ぺいんと、意識を戻すぞ？

さて

可哀想だな、お前

最初からお前を大事にしてる奴なんていないんだよ…フハハハッ …さぁ、

オレに身を委ねろ

は…、 は、はは…

あははははははははははは

遂に外に出られたぜ… くくく…あははははは さぁて、暴れるぞ…

ぺいんと…暫くはそこで眠ってな… 俺は…俺の名は…

今回はここまで！ 次回：ぺいんとの必死の妨害によって ダークぺいんとは一旦収まるが… 皆さんのコメントお待ちしております それでは good-by…