らっだぁside
らっだぁ
金豚きょー
金豚きょー
コンタミ
コンタミ
喜びの声を上げつつ下げていた頭を上げる 目の前に広がる一面の砂を見て怠さが増やしていく その一面の砂の中に黒い物体が見えた 疑問に思いつつも黒い物体へと近付いていく
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
コンタミ
脱ぎ捨てられたように落ちているぴくとの靴を持って 目を凝らさないと見えない程遠くにある村へと走り出した
???
???
知らない人の質問を無視して 此方から質問仕返す
らっだぁ
???
???
らっだぁ
???
知らない人を通り過ぎて村へと走る 後ろから叫ぶ声が聞こえるが気にせず走って行った
それから数分走り続けてやっと村に着いた 近くに居たお婆さんにぴくとのことを聞く
???
らっだぁ
???
らっだぁ
???
顔を顰めながらもちゃんと答えてくれた お婆さんにお礼を言って北東の方へと向かった 後ろから走って来ているきょーさん達に 北東方面に行くことを叫んで
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
ついさっきと言っていたから そう遠くは行っていない筈なのに 焦りを感じながらも五感を働かせる
ぴくとはうす
らっだぁ
どうやら集中しすぎていたようだ 全くぴくとの声に気付かなかった 俺の声に気付いたぴくとが 声を辿って来てくれたみたいだ
金豚きょー
コンタミ
叱られながらもぴくとやきょーさん達と 合流できて安心した 合流すべきは後葵だけだ a国に行きながら葵を見付けなければ
ぴくとはうすside
兄さんの居なくなった家を出て北東へ向かっていた 随分と歩いて来たので息切れが凄い
???
誰かが俺を呼ぶ声が聞こえる 気付けば声がする方へ走っていた 目の前にはこの暑さにも関わらず 赤いマフラーを着た"友達"が居た
ぴくとはうす
ぴくとはうす
全く気付かない友達に若干キレつつも 大声で名前を呼ぶ
ぴくとはうす
らっだぁ
膝から崩れ落ちている友の肩を支え呟く
ぴくとはうす
呆然と此方を見るらっだぁを負けずと見返す 後ろの方からはきょーさんと 遅れて布面を着けた人が走ってくる
金豚きょー
???
らっだぁ
ぴくとはうす
コンちゃん
金豚きょー
金豚きょー
コンタミ
取り敢えず俺も軽く自己紹介をし コンタミさんの事情を聞いた どうやらa国に居る友達を救いたいらしい らっだぁは分かるが
ぴくとはうす
金豚きょー
らっだぁ
ニヤニヤしながらきょーさんを見る らっだぁを嫌らしく思いながらも話を進める
ぴくとはうす
らっだぁ
らっだぁ
ぴくとはうす
らっだぁ
変態が目の前に居る 変態を無視して俺も着いていく事を伝えた
らっだぁside
一年後
らっだぁ
ぴくとはうす
らっだぁ
らっだぁ
ぴくとはうす
軽く笑いながら此方を見てくる 素直にぴくとの言葉を肯定した 素直に言ったからか驚いていたが
ぴくとはうす
ぴくとはうす
らっだぁ
ふと思った ぴくとの夢は何なのだろう 俺には明確な夢がある それはきょーさんやぴくとにも伝えている でもぴくとの夢は聞いたことがない 興味本位でぴくとに聞いた
らっだぁ
ぴくとはうす
らっだぁ
ぴくとは少しの間黙った この間だけは時間が止まったように思えた ぴくとは数秒の沈黙の後真っ直ぐ此方を見て言った
ぴくとはうす
酷く柔らかい、優しい声で
らっだぁ
呆気に取られていると ぴくとは旅館へと帰って行った
二年後
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
自分の城の前で大きく両手を広げ 深呼吸をして叫ぶ
らっだぁ
金豚きょー
ぴくとと離れてから一年後 俺は無事に自分の国を創った ぴくととは同盟を組んで今でも仲良くしている そう、ぴくとも国を治める王へとなったのだ
3年後
らっだぁ
大声を出したせいか、奥に居た赤毛の子に 驚かれたし引かれた やっと見つけた、コンちゃんの友達のレウさん 数ヶ月前からずっと町民に聞いて回ってた 考え事を辞め、レウさんに近付き言った
らっだぁ
レウ・クラウド
急にそんな事を言ったからか驚いていた レウさんは骨が浮き出ていて「痩せ細っている」という言葉が レウさんの為に作られたのかと思うほどだった 妹の朱も同様に骨が浮き出ている これはちゃんとご飯上げなきゃな 着いてくる事になったレウさんに 神社を出るよう言って朱に向き直った
らっだぁ
朱
朱の前にラップで包んだ3つのお握りを置いて レウさんの方へと向かった
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
7件
やっと投稿できたぜ
流石仲良死らだぴく(おい)