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ふふっ
ふふっ
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眠たい、、、 でも、ここで寝るわけには りぃぬくんが帰ってくるのを待ってるんだ
ここ一週間、 ずっとりぃぬくんの様子がおかしかった なんだか、そわそわしていた まるで、隠し事でもあるみたい 他のメンバーに聞いても、はぐらかさせるし もちろん、本人なんてもってのほか 浮気とか?
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そう言い聞かせた りぃぬくんに、なにかあった日に 印をつけている、カレンダー ふと見て、もうすぐ俺の誕生日だと気づくが
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お誕生日放送は、とれなさそうだ リスナーさん、ごめん と、心のなかで謝った
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そうだったら、どれだけ幸せか 妄想しながら、頬を赤くした
案の定、俺の誕生日前日は 夜まで、ぎっしり仕事が入っている
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りぃぬくんに、一応連絡をいれておき
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ぱちん ぱちん
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目の前にある、大量の書類に手を付けた
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今は、なーくんの誕生日プレゼントを選び終えたところ 相談しようとも、思ったけど なんか、相談するのは違うなって 自分で、決めるものだよなって思って 結局、1人で決めた
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今、しているのは服選びだ 今日は、なーくんの誕生日なのだ ということで、俺から誘ってみようと 相方、るぅちゃんと変態、ジェルについてきてもらった つまり、ただの服選びではない 誘い用の、なーくんがムラムラするような 服を、半強制的に行われている最中だ 頼んでもないのに!
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ということで、店を変えた 入っのは、あからさま、あっち系の店
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目に入るもの全て、 アダルトグッズばかりで 恥ずかしくなってしまう 目のやり場がないじゃんか、、、
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効果音をつけながら、見せられたのは、 真っ白のワンピース その背中には小さな羽根 そして天使の輪っかのカチューシャ がついたセットの服 これを見てわかるのは、そのまま天使の コスプレの服だった
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これならサプライズの時に、 恥ずかしがらずに着れそうだ
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家に帰った俺は、 朝なーくんが仕事に行くのを見送った 俺は家で誕生日サプライズの飾り付けを しているところだ
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我ながら可愛くできたんじゃないかと思う 壁には Happy Birthday の文字の風船 ついでに紫色と赤色の ハートの風船なんかも横に取り付けて、 ヘリウムガスが入っているから 手を離した瞬間可愛くふわふわと上あがっていった
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そう言いながら例のあの服が入っている袋 をみつめた 手にとり紙袋を開け服を取り出す
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俺が今両手で広げている、例のあの服 つまり二人と買いに行った、天使の服 買った時には見えなかったが、 後ろが、背中の部分が、大きく開いた ワンピースだったのだ
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そんなことを言いながら俺の脳内では 喜んでくれるかな、 似合わないって言われちゃうかな、 何ていう戦争が起こっていた
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と、自分を鼓舞した
着てみると背中以外に恥ずかしいところはない ワンピースとは言ったものの、 膝上の丈だった それでも二人の俺への、配慮だろうか 下着が見えるくらいの丈の短さではなく、 太ももが見えるくらいなので、 まぁ恥ずかしい恥ずかしいのは、 恥ずかしくても 俺が着れるくらいのものだった
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一旦俺は着ている天使の服を隠すため、 上から大きめのジャージを羽織る
ちょうど10時頃 玄関の方からガチャリと音がした きっと彼が帰ってきたんだろう お出迎えしなきゃと玄関へ、走っていく
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彼が俺がだけに向けてくれる甘い声 なんだか耳がくすぐったい
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俺が急に真顔で、 真剣な空気で、言葉を発したからか、 彼は体をビクッと、震わせながら頷いた
行ってきたのは彼の部屋 きっと今日も今日とて、 たくさんの仕事をして疲れているだろう 彼はごまかしているつもりだろうが、 あからさまに疲れた顔をしている 目の下にはクマがあり、 ちゃんと睡眠が取れていないのが分かる 強制的にベッドに連れて行き、 布団をかけてトントンと優しく 彼の体を叩いてあげる
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困惑の表情を浮かべた彼
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なんだか悲しい顔をする彼 俺が、理由を聞こうとした、その時には、 彼は目をつぶって ぐっすり深い眠り落ちていた
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彼は疲れているだろうし 多少の睡眠を取った方がいいのは 分かっている だが、30分だけでいい しっかり彼とお祝いがしたかった
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聞こえるはずのない独り言 彼の唇にそっとキスをして、部屋から出た
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目が覚めた 今日、もしくは昨日かもしれないが、 俺は誕生日だった 付き合ってからずっと、 彼女と一緒にお祝いして 今年も一緒にお祝いしたくて、 仕事が入っていたのを終わらせようと、 無理をしてしまったらしい 彼女に疲れているのがばれて、 半強制的にベッドに連れてこられ、 心地のいい振動を体に加えられた 一緒にお祝いしたかったな、 なんて考えながら俺は眠りに落ちた
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眠る前のことを、思い出して 自分の携帯で時間を確認する
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ほっと胸をなでおろす
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リビングのドアを開けようとした、 その時
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声を上げて驚く彼女がいた
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俺の思いが伝わってなく、 なんだか悔しくて、変な声をあげた
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まるで子供と親みたい でも今はそんなのどうだっていい
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女の子がよくやる 上目遣いというやつをしながら、 りぃぬくんを見上げる
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俺の彼女は可愛い顔に弱い
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リビングへ案内されると、 可愛らしく飾った部屋があった
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そして、りぃぬ君も可愛い
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彼女の手作りケーキを食べて
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誕生日プレゼントをもらう
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その顔 かくしごとを顔している顔だ 喋ってくれるまで、 相手の顔を見続けて圧をかける
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事情を説明された、 サプライズをするために、 いろいろメンバーと話し合ってたらしい だから、ソワソワしてたのか
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眠気なんか吹っ飛んだ、 その責任は重いよ? ここからは俺達だけの世界♡
ふふっ
ふふっ
ふふっ
ほんとに、お誕生日おめでとうございます 今はこんな状況だけど、心の底から生まれてきてくれたことに感謝してます 来年はメンバーとリスナーと一緒にお祝いしてください 今年、少しだけでも彼が幸せになりますように