テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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桜舞い散る中に忘れた記憶

第11話 - お出かけ

2023年11月13日

#先輩後輩

#恋愛

#青春恋愛

#創作

#一次創作

JAB_0942

一条司

ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ(スマホ弄ってる)

一条司

[あれから実力テストか終わり、僕は無事に]

一条司

[でも先輩は....]

ー四日前ー

下崎先輩

うぅ...

一条司

わざわざ何しに来たんですか先輩。

下崎先輩

実力テストの合計点数256だった.....

一条司

補習じゃないですか！あれだけかんばってたのに!？

下崎先輩

うん.....

作者

因みに各専門科は最低の赤点が250未満
進学クラスが325未満となっています。

なお、専門によっては赤点が異なります。下崎の製菓専門学科の赤点は279以下です

一条司

マジすか....

下崎先輩

一条君は何点だったの...?

一条司

457です。

下崎先輩

は！？

一条司

457です。

下崎先輩

え！？すご！

作者

因みに僕はこんな点数取れません。

一条司

平均の少し上くらいですね。僕の学科だと

下崎先輩

あれ？どこの学科だっけ？

一条司

理数科です。

下崎先輩

えっ！すご！

一条司

て言っても面白そうな学科がなかっただけです。だから適当に

下崎先輩

適当に理数科入る人いないと思うんだけど...

一条司

という訳で一回目までならギリギリお出かけまで間に合うので、そこで合格しましょう

下崎先輩

おーー！

一条司

［てな訳だったんだけど］

下崎先輩

一条くーん！

一条司

［なんとか一回で合格だったので今日がある］

下崎先輩

待った？

一条司

いや全くです。

下崎先輩

なら，良かった。行こ行こ！

一条司

（テンション高いなー）

下崎先輩

ねぇねぇ！あれ行こうよ！

一条司

分かりました

30分後

一条司

ﾁｰﾝ(^.^)

下崎先輩

まさか、絶叫系統苦手だったなんて...

一条司

いや言わずに強がったのは僕ですし、先輩に非はありません

下崎先輩

そう、、なのかな？

一条司

実際そうです。

一条司

さっ！次のいきましょうか

下崎先輩

そうだね

一条司

ﾆﾏｰ(悪い顔)

下崎先輩

嫌だ！ムリムリムリ怖いもん！

一条司

まぁ、大丈夫ですって。

一条司

(前々から気になっていた。)

一条司

(先輩はおばけが苦手かどうか)

下崎先輩

嫌だ！怖い！

一条司

先輩。後輩の手のひらでコロコロされるの楽しい？

下崎先輩

？

一条司

ここに入りたくもないと言うのは想定済みです。

一条司

ですのでもっと怖いものも準備してあります

下崎先輩

もー！やってやる！

一条司

やったぜ(小声)

一条司

へぇ～作り込まれてるなー

下崎先輩

ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

スタッフ

ｽｯ....

一条司

ん？

下崎先輩

キャーーーーーーー！

ギュッ

一条司

え？

下崎先輩

怖い....(泣)

一条司

(可愛い。まさか抱きつかれるとは)

10分後

スタッフ2

ね、ねぇ、私、キレイ？

下崎先輩

キャーーーーーーー！

一条司

趣味じゃないです

スタッフ2

(がちへこみ)

下崎先輩

もう無理....

一条司

もうこれで終わりですよ

その後

下崎先輩

♪

一条司

(今日の先輩。機嫌良いな)

下崎先輩

あっ！ねぇねぇ！これ可愛くない？

一条司

ん？どれすか？

下崎先輩

これこれ！

一条司

確かに可愛いっすね

下崎先輩

てしょでしょ！

下崎先輩

ねぇねぇ！おそろにしよ！

一条司

分かりました。

下崎先輩

やった！(*>∀<*)

下崎先輩

あららら....

一条司

もうこんな時間ですか.....

下崎先輩

えーーー

下崎先輩

まだ一緒に居たいな...(上目遣い)

一条司

ｽｯ…(目を逸らす)

一条司

(どうする…どうすれば良い…？)

一条司

じゃあゴンドラに乗りませんか？

下崎先輩

あーあの船の？

一条司

そうですそうです。

一条司

(平然を装え、、取り乱すな)

一条司

(たとえ何があろうとも冷静に対処するのだ)

スタッフ

次の方どうぞ～

一条司

よっ！

下崎先輩

よ、

スタッフ

それではゴンドラ出発です。

スタッフ

いってらっしゃーい

一条司

きれいですね～

下崎先輩

そうだねー

一条司

...

下崎先輩

...

一条司

(やばい..)

一条司

(話が続かない...)

下崎先輩

(どうしよう...意識しちゃいすぎて)

下崎先輩

(話が続かない...)

下崎先輩

(彼の顔を見るたびﾄﾞｷﾄﾞｷする。)

一条司

下崎先輩

(彼の表情はどこか遠くを見ているような)

下崎先輩

(何かを求めているのか)

下崎先輩

(そんな虚ろな目をしていた)

一条司

先輩、あまり人には言ってなかったけど

一条司

先輩になら言っても良いかな？

下崎先輩

良いよ？なに

一条司

僕、記憶が欠落しているんです。

下崎先輩

....

一条司

そんな感じなんです。だから中学時代の事を聞かれるとき

一条司

でも勉強はできる。"喪失"ではなく"欠落"

一条司

中学時代の事なんて全く覚えていません。

一条司

自分はなにも知らない。
そんなときにどんな返答をしたら良いですか

下崎先輩

....

下崎先輩

私は嘘を言うかな？

一条司

嘘。ですか

下崎先輩

覚えていないのなら作ってしまえば良い

下崎先輩

私はそう思う。

一条司

ありがとうございます。

下崎先輩

(こんなので良かったのかな？)

下崎先輩

(彼が記憶の欠落の部分を知るのはとても残酷だと思う)

下崎先輩

(だって...)

知ってるから

下崎先輩

ｽｰｽｰｽｰ

一条司

(あれから遊園地を出て先輩は)

一条司

(僕に寄りかかって寝ている)

下崎先輩

ｽｰｽｰｽｰ

一条司

(こうなってしまうと、どうしても先輩が可愛い)

一条司

////

一条司

(すごく恥ずかしい)

一条司

(独り占めしてしまいたい。)

一条司

(でも僕は先輩の彼氏でもない。だからそんな権利はない)

一条司

(でも今だけ。もう少しこのまま)

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JAB_0942

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