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グルッペン
扉を開けた瞬間、穴に落ちた。
正確に言えば 水の中に落ちたのだ。
慌てて息を止める。
訓練していたから 良かったものの、 していなかったら 今頃溺れ死んでいる
……訓練?
俺はいつ訓練していたんだ?
これも記憶の断片なのだろうか。
言葉がすっと出てきた。
魔女
グルッペン
グルッペン
魔女
グルッペン
魔女
魔女
魔女
グルッペン
魔女
ふわふわと浮かぶ体は心地良い。
青色、水色、空色の小さな球が 身体の周りに集まってきた。
どこかで見たことのある色だ。
触ってみると暖かい。
この暖かいものは 初めてではない。
ああ、そうだ。 これも仲間のものだ。
青色はクズで無能な男 水色は声の大きいチワワ 空色はホモ神様
……俺の仲間は こんな奴らだったのか
なんか悲しいな…
グルッペン
魔女
グルッペン
魔女
グルッペン
グルッペン
魔女
グルッペン
グルッペン
魔女
魔女
グルッペン
扉が出てくるのを想像する。
今までと同じように どこからともなくぽつんと 現れる扉。
気付いたときには 底についていた。
魔女
魔女
グルッペン
グルッペン
魔女
魔女
魔女
グルッペン
グルッペン
魔女
決意をそこに扉を開く。