TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

現世で…

一覧ページ

「現世で…」のメインビジュアル

現世で…

1 - 現世で…

♥

18

2022年03月16日

シェアするシェアする
報告する

光希

此処は…?

七嘉木神社、俺の家の近くの神社だよ

光希

他の皆は?

星蘭と怜央は残ってる記憶を辿って家に帰った

光希

圭太さんと瑠那さんは?

圭太はもう直ぐ戻ってくる

瑠那は知らん

光希

え…?

圭太

起きた?

光希

はい!

光希

あの、瑠那さんは…?

圭太

瑠那…?

光希

はい、一緒に居た方…

圭太

誰?

光希

え?

圭太

俺と光希ちゃんと碧と怜央と星蘭さんしか…逃げてなくない?

瑠那も居た筈だろ…

光希

お話してましたよ!?

圭太

え…分からない…

怜央

碧!

如何した?

怜央

ユリの事何だけど…

うん

怜央

ユリの中身、瑠那さんだよ!

光希

嘘?!

圭太

ユリって…呼び寄せの鬼?

怜央

そう、星蘭が云ってた

あの時は?

怜央

何方かがホログラムだったんだ

でも、俺はこの手で1度斬ってる…

光希

圭太さんも抱えて走ってた…

怜央

途中で下ろした?

光希

うん、1人で走れるからって…

怜央

その時に移ったのかも

星蘭

私…見てたよ…

光希

何を…?

星蘭

ホログラムじゃないよ

怜央

え?

星蘭

ユリ、長に許可状貰ってたの

光希

何の許可状?

星蘭

別体確保

光希

何其れ?

星蘭

鬼は心臓は1つしか無いけど、何回も復活出来るの、鬼の長に別体確保の許可状を貰えば、1つの心臓から2つの体を操れる様になるの

俺らと行動すれば何処に居るかが分かる…

光希

でもさ!圭太さんに『昔の圭太君もだったよ』って云ってたじゃん!

星蘭

記憶の操りよ…

圭太

やべぇ、追いつけねぇ

星蘭

ユリは長の左腕だったの、だから記憶から行動迄、何もかも操れて当たり前だったの

左腕だったとしても弱くないか…?

怜央

僕らの所為だね…

星蘭

そうね…

圭太

其の瑠那って人は此の世に存在しない、していないって事か?

其れは如何だろか…

警察

君たち、此処で何をしている?

光希

お話です

警察

最近、此処ら辺を殺人事件の容疑者が彷徨いているらしい、気を付け給え

光希

はい

殺人事件が起きたんすか?

警察

近くに住む高宮さん家で40代男性が殺された、此の家には息子が1人居たそうが、顔の見当もつかず捜査が梃摺ってる

圭太

其れ一般市民にぶちまけていい事なの?

怜央

シッ!

圭太

お、おぅ…

警察

家には、家族写真があったが明らかに4人家族だった、その内の長男と考えられる人物の顔が塗りつぶされていた、しかも、此の家の仏壇に塗りつぶされていない子供の写真があった…

其の塗りつぶされていた子供の行方は?

警察

名前も不明だ、探しようが無いから行方不明だ

其の塗りつぶされていない子供の写真見れますか

警察

特別だ、ついてこい

光希

碧君、協力するの?

俺は高宮碧って云うんだ

圭太

え、近くに住んでる?

さっきも云った、聞いてろ莫迦

圭太

…口…気をつけてね…

警察

此だ

光希

え、怖い…

圭太

まじで塗りつぶされてる…

星蘭

ユリ…?

怜央

此の女性…見覚えある…

翔琉…

警察

知ってるか?

高宮翔琉です、此の家、4人家族ですよ

警察

何故そう云える?

翔琉の兄…と仲善いので…

警察

君、名前は?

如何しても名乗らなくちゃ駄目っすか?

警察

出来たらでいいのだが

星蘭

鈴木…(小声)

分かりました、鈴木碧です

警察

鈴木…碧…この字?

はい

怜央

ナイス苗字(小声)

星蘭

私の苗字だけどね…(小声)

警察

仲いい人の名前は?

優大です

警察

何処に居るか知ってるか?

死にました

警察

…そうか…

ガチャ ~ドアが開く音~

警察

誰だ!!スチャ

瑠那

警察!?

光希

瑠那さん?!

瑠那

皆が見えたから追いかけてきちゃった…

警察

怪しい者では無いな…?

いえ、警戒はしてください

怜央

お巡りさん、写真よく見ようよ

警察

ふむ…似ているな…名前は?

瑠那

佐倉瑠那です…

警察

現状況だ、全員警戒はする

カチャ

光希

何処から?!

瑠那

何で私なの…?

お巡りさん含めた全員に向ける、10分以内に此処から5㎞離れろ

圭太

5㎞?!

怜央

行けるかな…?

警察

鈴木君は信用されているのかな?

いいえ

警察

何故、そう指示する

人を殺したくないからです

警察

銃を向けているのにか?

人じゃないから

警察

私は従わない、子供がつく嘘だからね

圭太、車を出せ、免許証あるだろ

圭太

何で知ってんだよ

靴箱の上の赤い箱の中に鍵があるから早く行け!

圭太

分かった、光希ちゃん、怜央、星蘭ちゃん、行くよ!

光希

はい!

怜央

有難う御座います!

星蘭

急ぎましょう!

~10分後~

警察

何も起きない、やはり嘘の様だね

事は既に起きている

お巡りさん、背後は確り見とくべきだよ?

警察

何を…

瑠那

何でバレてんの…

この作品はいかがでしたか?

18

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚