雪(見だいふく)
雪(見だいふく)
雪(見だいふく)
雪(見だいふく)
雪(見だいふく)
雪(見だいふく)
昔から、人の心が読めた
でも、それがだめだった
人の心を見たとき
思わず吐き気がした
とても、汚かった
汚れていた
こんなに気持ち悪い世界にいたのだと、さらに吐き気がした
毎日毎日吐き気に見舞われて、部屋から出ることもできなかった
人の心を見るのが怖くて、目を開けるのをやめた
目を閉じて生活したら、とても楽になった
だから、目を閉じたまま生活し続けた
でも、親がその生活を許してはくれなかった
目を閉じて生活してれば「目を開けろ!」と暴力がきた
目を開けて生活すれば、吐き気がすごくなる
そのせいで引きこもれば、「何をしてるんだ!出てこい」と怒鳴られた
そんなあるとき、このチカラを話せば理解してくれるのでは?
と、まだ幼かった頃の俺は思ってしまった
そしてついに、俺は話してしまった
オスマン
オスマン
これが、悪かった
初めは気持ち悪がられて、暴力を受ける毎日に変わった
後の方になって、お父様の目が今までで一番気持ち悪い視線になって
心を読めば、「こいつを売れば、大金になる」なんて考えていた
俺は耐えられず、家を飛び出した
しばらく走り続けて、荒れた場所にやってきた
そこで人を見たとき、初めて汚くない心を見た
ただ、俺の事を襲おうとしていた
俺じゃあ、到底勝てない強さだった
だから、諦めて目を瞑った
グチャッ
そんな音が鳴り響く。が、痛くはない
気になって目を開けると、刀を持った少年が立っていた
オスマン
と、思わず声を漏らす
少年
急な質問にびっくりしたが、確かにそうだった
だから
オスマン
とだけ返した
少年
オスマン
少年
オスマン
少年
オスマン
明らかに、自分より年下だ
それなのに、ここまできちんとしている
凄いなぁと、素直に感心していた
少年
少年
オスマン
大分ド直球に言われてしまった
少年
少年
オスマン
全て当てられている。変な感じだ
でも、不思議と気持ち悪くはない
オスマン
少年
オスマン
そうやって会話して、楽しいと感じた
オスマン
少年
どうやら話しているうちに、寝てしまったようだった
少年
オスマン
少年
オスマン
少年
少年
オスマン
と、会話しながら準備をする
そんなときふと、動物の鳴き声が聞こえた
「メェ~」
と、そう鳴いていた
オスマン
少年
オスマン
少年
オスマン
少年
オスマン
少年
オスマン
少年
少年
オスマン
少年
少年
オスマン
オスマン
少年
「何でだろう」なんて、もう考える必要もない。 だって、この少年になら、何がばれても大丈夫そうだから。
だから俺は
オスマン
そう聞いた。
少年
オスマン
その時、本当に人の心が見えなくなった
そのまま少年についていくと、大きな城の前で止まった
兵士
少年
はは。兵士の話を無視してるよ
兵士
少年
兵士
やばくない?大丈夫?これ
しかも何気に、名前聞くの初めてだし
ロボロ
兵士
と、舌打ちをした後に、機械?みたいのを使って話していた
兵士
詳しくは聞こえなかったけど、何か声が聞こえる
兵士
ロボロもこの兵士も言ってる、グルッペンって誰なんやろ
兵士
ロボロ
と言う会話?の後、金髪の男性が出て来た
グルッペン
ロボロ
兵士
グルッペン
兵士
会話に入れないめぅ~
グルッペン
グルッペン
ロボロ
オスマン
グルッペン
ロボロ
グルッペン
え?まじ?
と、思わず心の中で驚く
オスマン
グルッペン
オスマン
ロボロ
ロボロ
それから、ここで過ごして
能力の事を話せば、すごいと言ってもらえた
そして、能力が活用できる外交官として過ごしている
オスマン
ショッピ
チーノ
オスマン
俺もグルッペン同様、この二人に過去を話していた
グルッペン
ロボロ
グルッペン
ロボロ
グルッペン
ロボロ
ショッピ
そんなショッピ君の声に皆が反応した
ショッピ
チーノ
ロボロ
ロボロ
グルッペン
オスマン
ショッピ
チーノ
雪(見だいふく)
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コメント
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めっちゃ好き。直球に好き。 続き楽しみにしてますね(*^^*)
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