僕のお話

僕は、打楽器が数年前から強い中学校の吹奏楽部に入部した。

先輩後輩の仲は良く、男子も少なかったけど、男女関係ない空気が、大好きだった。

一年生の頃、アンサンブルコンテストというもので僕は、三人の先輩といっしょに出て、

最優秀賞を受賞した。

でもそれは地区大会で

県ではタイムオーバーで失格。

最優秀賞ということもあり、上に行けたと審査員に言われて

僕も先輩も堪らなく悔しかった。

それから一年後

僕は二年生になり

一年生二人とアンサンブルコンテストに出ることに。

一人は不思議系な女の子、梨花ちゃん(仮)

もう一人は才能があるのに諦めが早い奈緒ちゃん(仮)

少し不安だけど、二人と一緒に、地区突破を目指し、頑張ることにした。

そう言ってこちらに駆け寄ってくるのは、クラスメイトの志保ちゃん(仮)

明るくてちょい毒舌な女の子

優ちゃん(仮)はクラスの中心で、ポジティブ。自分を隠さない。

その上超がつくほどの美人。美少女じゃなくて。

さくちゃん(仮)はモテモテの女の子

まぁスタイル画めちゃくちゃ良くて、男子に俗に言う色気？をバンバン使う。

人の恋人奪うなんて日常茶飯事だ。

男子にはモテモテだけど、女子には嫌われ者

優ちゃんは…美人だけど、笑い方が独特…

でもそれに皆つられて笑うんだから、優ちゃんの笑い声は凄い。

そして、アンコン練習をしたけど、

悲惨だった。

試しに、といった感じで奈緒ちゃんは楽器(ティンパニ)を叩く。

それはリズムと完璧に合っていて。

この頃はまだ、先が明るかった。

アンコンまで

あと二ヶ月