わんく
今回はフルメン公式ペア(赤成人済)
弱 赤水桃
強 白青黒
普段書かない方々を
中心に書こうかと
どのペアとかあればコメください
初兎
... 何事 ?
部屋に居たのは3人
成人祝いに飲み会をしようと
呼ばれたからだ
りうら
んふふ ... しょーちゃんやっほ ~
初兎
めっちゃアルコールなんやけど ...
ちゃんと酔ってる ?
りうら
え ~ ? よってないよぉ ?
初兎
絶対酔ってるやん ...
ないこ
それ一缶目だよ 、
初兎
まじ ?
いふ
あにき来る頃にはもう
潰れてそうやわぁ
初兎
悠くん ... は仕事 ?
いふ
そう 、残業やて
ないこ
ほとけっちは少し遅れてくるって 、
しょーちゃんと一緒ね
りうら
別にりうらよってないもん ...
ないこ
はいはい、一回コーラ飲まん ?
りうら
... 飲む
初兎
お酒弱いって事 ?
いふ
んや 、多分初めてなのと
短時間で飲んだから
ないこ
最初なのにばーって飲んでたからね
初兎
えぇ ... 危ないなぁ ...
りうら
だって羨ましかったんだもん ...
むす、と頬を膨らませ
本音と涙を零す彼
未成年は彼一人であったから
それもあったのだろう
ないこ
あらら 、泣かないで ~ ... ?
初兎
そんな泣く事やないやろ ... ?
りうら
んむ ...
いふ
ほら 、皆待ってよな ?
あにき来るまでは起きるんやろ ?
りうら
うん 、起きてる ...
がしゃん、とドアが開く
それはもう一人の彼が
入ってくる音だった
ほとけ
ごめん遅れた ~ !
初兎
大丈夫やで、俺も今やから
りうら
ほとけっちやっほ ~
そこから始まったのは
5人の飲み会
わいわいと話は弾み
いつも通りを通り越し
少し騒がしかったとも言える
ここで黒の彼が来るまで
時間を飛ばしてみよう
弱いと散々だし
強ければ多分笑ってるか介護かな
悠佑
御邪魔しゃーす ...
ないこ
あ、あにきお疲れ ~
りうら
もう遅いよぉ 、
おれまってたんだからね ?
初兎
悠くん助けて ...
ほとけ
おつかれぇ
いふ
今日は取り敢えずりうら
お酒弱いからもう止めとるよ
悠佑
やっぱ駄目だったん ?
で初兎はどしたん
初兎
いむくんが俺の膝で寝てまーす
ほとけ
そうだよ、ねむいんだもん
ないこ
んで俺はまろに絡んでるってわけ
悠佑
公式でイチャついてんのね ?
いふ
そう、確かに公式やわ
りうら
ふふ ... あにき ~
悠佑
はいはい、何 ?
彼へふらっと近付くと
頬に口付けをする
しかも皆の前で
別に付き合ってるだとかも無しでだ
そうするとぱっと笑って
彼は言うのだ
りうら
ふふ ... 隙あり ...
初兎
... !?
ないこ
え ? つきあってるとかですか ?
りうら
りうらよいました、こたえないます
いふ
アーニャ構文すんなや
悠佑
いや付き合ってない ... けど ... ?
ほとけ
なんでちゅーしてんの ?
しょーちゃんじゃあ僕ともしよ
初兎
なんでや !?
ほとけ
すきだからですけど悪いですか
ないこ
はわ ... 飲酒ヤバい奴じゃん ...
いふ
介護 ...
悠佑
りうらは一回水飲も ?
りうら
のんでるよぉ
ないこ
じゃぁ後でおれも言おっかなぁ
いふ
楽しくなってない ?
大丈夫かほんま ...
初兎
はいお前ら酔いすぎ 、かたせ !
悠佑
はいはい片付けな ~
ほとけ
やだぁ僕いまのんでるぅ
初兎
いむくん、かたそ ?
ほとけ
しかたないなぁ、かたづける !
ないこ
つかやっぱ駄目って何 ?
悠佑
神社で甘酒飲んどってさぁ
それ駄目やってん
いふ
あれアルコールなくない ?
悠佑
んや、りうらの近所のとこのは
あったんよね
知らずに飲んでだらけとった
初兎
ほーん ... 一緒に行ってたんや ...
ないこ
俺もまろと行きましたけど !?
ほとけ
ぼくらってしょーちゃんといった ...
初兎
はいいむくんはもう寝よな ?
ほとけ
ふぁ ... ちゅーしてからねる、
それで彼はへらりと笑う
上体を起こし口付けを交わすと
小さくお休み、と呟き
膝の上で目を閉じた
初兎
ッ ~ !?
ないこ
ふ、っ ... w
今度のアニメでネタにして良い ... ?
初兎
すんなや
いふ
あほとけは寝た ?
初兎
... 寝たね
りうら
ほとけっちがちゅーしてた ...
ないこ
初兎も寝な 、
そこら空いてるから
初兎
はーい、
悠佑
ほらりうらも寝ておいでな ?
りうら
あにきがちゅーしてくれたら
動いてあげなくもない
悠佑
... じゃあ運ぶわ
りうら
りうら御姫じゃなぁいっ !
だからやめてっ
悠佑
じゃあ寝ろや酔っ払い
いふ
辛辣 ...
ないこ
ないこもしていー ?
悠佑
ええよやったれ
ないこ
わーい、ほらまろこっち向いて ?
いふ
... 俺か
その言葉に大人しく近付く
顎を少しあげて
主導権を奪ったまま
彼へ口付けを落とした
いふ
はい、ないちゃんも寝よか
ないこ
ふぁい ...
初兎
俺見てるんですけどー
悠佑
... 言ってやるなや
りうら
りうらもするから、わかった ?
いふ
んじゃお休み 、
家主と一緒に寝てくるわ
彼はそれだけ言葉を残すと
例の姫抱きで部屋を出て行った
初兎
いむくん寝てるし俺は ...
寝ている彼の方を見て話すと
ごつん、と何かがぶつかった音が
逆側、つまり
2人のいた方向からした
初兎
... 何してん
先程まで居た筈が
ソファを隔て今は誰も居ない
おかしいなと思いつつ
ソファの向かい下を覗き込んで見れば
押し倒された彼が居た
悠佑
... ええよそっちで寝な
俺はこいつどうにかするわ
赤髪の口許を抑えたまま
こちらを見た
絶対に光の入らない黄色の瞳
やっぱ苦労人やわ
初兎
お言葉に甘えます ...
絶対気まずくなりそうだ、と
スライドドアを閉める
その近くであれば少しだけ声は聞こえた
りうら
りうらするっていったじゃん
悠佑
やからって人の前ですんなや
していいとは言ってないし
俺好きとも言ってないわ
りうら
... りうらのこときらい ?
悠佑
嫌いではないけど ...
初兎
(... そろそろ寝るか)
俺が実際聞いたのはここまでだ
その後は特に知らない
聞いてみれば分かると思うで
しかしまぁ揃いに揃って
少しづつ目を逸らしながら
"覚えてない"なんて言い出すので
笑ってしまったのは事実だ