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ボスキと主様

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ボスキと主様

51 - 第51話 飲み会はランデブー 第8章

♥

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2024年09月21日

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屋敷にいるルカスとムー。

ルカス

もう、心配ないね。後は、薬を飲んでまた眠ったら、明日には治っているよ。ムーちゃん。

ムー

ありがとうございます。ルカスさん。

ルカス

うん。私は、他にやる事があるから、一旦離れるけど何かあったら呼んでね。

ムー

わかりました。

ルカス

おやすみ。ムーちゃん。

ムー

おやすみなさい。ルカスさん

そして、ムーの隔離部屋から出たルカスは、自室に一旦戻り、書類に目を通しながら考えていた。

ルカス

(今頃、ラムリくん達は飲み会をしているのかな。それとも、私が考えているようなことを今は、致しているのかな…。)

ルカス

んっ…///こんな考えをしてはいけませんね。

そういいながら、書類を机に置き、自身のをズボンの上から押さえるルカス。

ルカス

はぁ……。主様…。私は、もう、貴女にこの気持ちを伝えても良いのでしょうか?それとも、まだお預けをくらい続けなければなりませんか?///

ルカス

早く…帰って来てくださいね。主様。私は、もう、待てそうにありませんから///はぁ…///

妖美な表情で吐息を吐き、主への想いを抑えるルカスであった。

1度、休憩ということで、主は部屋にある簡易的なシャワーで体を流し、浴衣に着替えた。その後、他のメンバーも同じく浴衣に着替えた後、話をしていた。

ベリアン

主様。先程はお手当てできずに申し訳ありません。

全然。だって、私が求めちゃったから…///

主の左腕の爪痕の手当を済ますベリアン。

ボスキ

大丈夫か?痛くねぇか?

そういいながら、横に来て主の頭をなでるボスキも主の手当てされた左腕を心配そうに見る。

ううん。痛くないよ。

ボスキ

もう、我慢するなよ?

うん////ありがとう。ボスキ///

ラムリ

ボスずるい。〇〇さんのこと独り占めにしないでよ。

ボスキ

/////

/////

ラムリ

〇〇さん、ボクともイチャイチャしましょう?

ラ、ラムリ…////

ラムリも主の横に来て、浴衣の裾から手を忍ばせ太ももの内側をさする。

んっ…////

アモン

ラムリ。今は、休憩っすよ///ちゃんと、〇〇さん、休ませないと〇〇さん壊れちゃうっすよ?

ラムリ

え、それは嫌だよ。
〇〇さん、ごめんなさい。

だ、大丈夫///

バスティン

顔が赤いが、大丈夫か?

うん///大丈夫だよ。バスティン。

ハウレス

あまり、無理はしないでくださいね。2日間、俺たちを相手にしているのですから////お休みしたい時は遠慮なくお休み下さい。

ありがとう。ハウレス。

フェネス

そうだね。俺たちも悪いとは思うけど///〇〇さんには、きちんと休んでほしいと思うよ。

ベリアン

ええ。そうですね。別に今日無理にする必要もありませんし…。

ロノ

オレもです。ていうか、〇〇さんの手でしてもらえただけでも、ありがたいぐらいですから///気にせず、おやすみ下さい。

ベリアン

ロノくんの言う通り、私も〇〇さんの可愛いお口でしていただけましたから、満足です///

ラムリ

ボクも〇〇さんと今日出来たから、後は〇〇さん次第です。〇〇さんが、求めるなら、ボクはそれに応えます。どうしたいですか?

ボスキ

どうなんだ?〇〇。

みんなは……私とできるなら、まだしたいと思う?///

ボスキ

俺は、〇〇としてぇ。だが、〇〇に無理させてまではしたくねぇ。

ベリアン

私もボスキくんと同様に、〇〇さんがしたいと仰られない限りは致しません。

フェネス

俺もだよ。〇〇さんに壊れて欲しくないから。

バスティン

俺は、手でしてもらっただけでも十分だ。むしろ別な日に、2人きりでしたい///

ロノ

オレも、別な日に2人きりでしたいです。はじめくらいは…////

アモン

そうっすね~。大勢でするのがクセになってたっすけど、普通は2人きりで独り占めしたいっすよね~。わかるっす。

ボスキ

アモン。〇〇は元々、俺の彼女なの忘れてないか?

アモン

やだなぁ~。ボスキさんは~。独り占めっていっても、2人きりの時はって話っすよ。みんなで共有なのは理解してるっす。

ハウレス

確かに…。よくよく考えたら、おかしな関係だからな。俺たちは。

妙にみんなが納得したところで、主はある考えに至る。

みんなが良ければだけど、毎日1人ずつで丸1日デートするのはどうかな?それなら、そういうことをする時間も///余裕持ってとれると思うんだけど…////

ラムリ

はい。ボク、〇〇さんと2人きりでデートしたいです。また、たくさん〇〇さんが笑顔になってくれるようなところへお連れしますね。

ボスキ

いいんじゃねぇか?俺もたまには〇〇と2人きりの時間がほしいしな。

ベリアン

ええ。私もリベンジさせていただきたく思っておりましたから、よろしいかと思います。

フェネス

俺も2人きりのデートしたいなって思ってたから構わないよ?

アモン

いいっすね~。また、俺と2人きりでディナーも行きましょう?〇〇さん。

ボスキ

アモン。お前は、以前の失態を忘れたわけじゃねぇよな?

アモン

やだなぁ~。忘れてないっすよ。今回はちゃんとするっす。

バスティン

俺ももう一度、〇〇さんと今度は、彼氏としてデートしたい。良いだろうか?

ロノ

オレもです。オレに、丸1日〇〇さんとのお時間をいただけませんか?

ハウレス

決まりだな。後は、3階の執事のルカスさんに話せば、ナックの耳にも間違いなく入るだろうし。そこは、そこでどうするかだが…。

なんとかなる気がする。今までそうだったし。

ロノ

楽観的すぎやしませんか?〇〇さんがそれでいいなら、オレは後、何もいいませんが…。

ボスキ

俺も〇〇の意見と一緒だ。話してどうなるかはルカスさんたち次第だ。

ラムリ

ルカス様は、話のわかる人だから大丈夫だと思うけど。ナックはなぁ~頭固いから、むしろ、話したくないんだけど。話さなくていいと思う。ナックには。めんどうくさいし。

ベリアン

そうもいかないと思いますよ?お2人が知ることは、ナックくんには簡単に暴かれてしまいますから。

ラムリ

うげっ、ナックまじでうざっ。

と、とりあえず、今日は、後、寝よう?明日帰ったら、私とラムリで話に行くから。

ボスキ

俺も着いていく。元々、俺が彼氏だしな。

アモン

それいうなら、俺からこんなことに発展していったんすから、俺も行くっすよ!

ハウレス

なら、俺も行こう。

といい、結局、みんなで話をしに行く事に決まって、今日が過ぎていった。

深夜を越え真夜中

ボスキ

まだ、起きてたのか?〇〇。

ボスキ…。

ボスキ

どうした?不安で眠れなくなったのか?

それは、少しあるけど…。そうじゃなくて…。

ボスキ

………考えすぎるな。俺が傍にいる。

縁側に座って空を見ていた主の横に座り、主の肩を抱くボスキ。そのボスキの肩に頭を寄せる主。

私…いいのかな…?こんな関係続けていって…。

ボスキ

〇〇が望むなら、俺は構わねぇ。それでも、〇〇を愛したいって思ったのは俺だ。他の奴らだってそうだ。

うん……。ありがとう。
でも、みんなには悪いけど、将来やっぱり一緒になりたいって考えちゃうのは……。

ボスキ

言わなくていい。

…………。

ボスキ

未来なんて見えねぇし、今言ったところで人の心なんて、簡単にうつろうものだからな。

私は!………そうだね。こんなに色々なことがあって変わったのに。変わらないことなんてないよね…。

ボスキ

だが、1つだけ変わらねぇのは、俺が一生〇〇を守っていくってことだ。何があっても1人にはしない。

ふふっ。今、人の心はうつろうって言ったのに?

ボスキ

あぁ。それだけは、曲げるつもりはねぇよ。

ありがとう…。うん。ボスキの言葉はいつも私を安心させてくれる。最高のお薬だよ。

ボスキ

そうか…。

うん。

そして、しばらく2人は星空を見た後、部屋へ戻り休んだ。

翌日

主とみんなは、まず、ルカスに今までの事を話し、その後戻ったナックにも話をした。

ナック

今までそのようなことを致していたのは、存じ上げておりました。しかし、主様が私をお求めにならない以上、踏み込むわけにも行かず、その事について申し上げることは致しませんでした。

そうだったんだ…。

ナック

はい。ただ、主様とのプライベートをお望みになるのは、みなさんだけではありません。私も望んでおります。ですから、よろしければ、私とも街へ2人きりで参りませんか?

うん。もちろんだよ///

ラムリ

ちょっとナック!ボクが、先に約束したんだから、ナックはその後にしてよね。

ナック

はいはい。ラムリ。わかりましたよ。

ラムリ

うざっ。

まぁまぁ。落ち着いて。

ルカス

私も薄々感ずいてはいたけれど、予想以上すぎて、なんとお答えしていいのかわかりませんね…。

ベリアン

ルカスさん…。

ルカス

ベリアンは、私にだけなら話す機会もあっただろうになぜだい?

ベリアン

それは…。

ベリアンは悪くないよ!私がダメな主だっただけだから…。

ボスキ

〇〇は悪くねぇ。

ルカス

私は、別に責めている訳では無いのですよ?主様。ただ、信頼されていないのかとすこし寂しくなってしまってね。

ベリアン

申し訳ありません。ルカスさん。
私は、話してしまえば…また、〇〇さんを傷つけてしまうのではないかと…お伝えすることができませんでした。決して信頼していない訳ではありません。

ルカス

でも、困ったね。こんなに事が大きいと、もう、他の階の執事に隠すのは難しいと思うし…。いっそ、全ての執事に話した方が私は今後のために良いと思うのだけれど、主様はどうされたいですか?

うーん。

アモン

確かにそうっすけど…。

フェネス

気がかりなのは…。

ルカス

ラトくんかい?

ハウレス

ラトは、以前、主様に自分のものにならないならいっそ自分の手で壊した方がいいと言ったような話をしていたそうですからね…。

バスティン

それは、俺がさせない。

ロノ

オレもです。全力で〇〇さんを守ります!

ベリアン

やはり、ラトくんがいる地下の階の方に関しては、ミヤジさんを通してお伝えしていただいた方がよろしいかもしれませんね。

ルカス

そうだね。私からミヤジに話してみるよ。

そして、ルカスの言葉でとりあえず、地下の階の執事に関してはルカスに任せることにした。

次回へつづく

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