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は…拍?

その名を呼ぶと、彼は微笑しながら云った。

???

違う、僕は拍じゃないよ

彼は、座り込んでいる私の前にしゃがんで来て、顔を近付けて来た。

僕の名前は廉レン、

『拍の“弟”さ!』

ちょっと時間軸ズレてるけど、勘弁して……by主

ドアを軽くノックする。

鴎外

入りなさい

扉の先から声が聞こえた。

中也

失礼します

俺と芥川はそう云って、部屋の中に入る。

鴎外

それじゃあ単刀直入に聞くよ……

鴎外

エリスちゃん大丈夫だった!!?

ポートマフィアの一室に、その声が響いた。

森鴎外___ポートマフィアの首領である。

中也

あ、はい……少しの問題はありましたが、何事もなく服を買っていました

鴎外

良かったぁ〜

首領は胸を撫で下ろしながら云った。

鴎外

それで……

ガラッと雰囲気が変わり、その影響で少しピリついた空気が走る。

鴎外

彼女は如何だった?

中也

はい____…

『尾崎翠は、ポートマフィアに  スカウトしても佳い逸材です』

鴎外

成程……

中也

首領は如何なされるお積もりで?

鴎外

うーん……

すると首領は、机の上に置いてあった数枚の書類を見ながら云った。

鴎外

彼女はスカウトしないよ

中也

……理由をお聞きしても?

鴎外

そうだねェ……一番は、妙な組織が動いているからかな?

中也

妙な組織……ですか?

鴎外

如何やら其の組織は、翠君が狙いみたいでね…

首領は見ていた書類を机の上に戻し、此方を向いてニコッと微笑んだ。

鴎外

そのうち探偵社に何か仕掛けると思うし…何より今は、探偵社とは休戦中だからねェ

中也

____…

エリス

リンタロー!!

高めの声と共に、少し乱暴に扉が開く。

エリス

帰って来たわよ!

ふわりと小さく舞う、金髪の髪が視界に入った。

鴎外

エリスちゃ〜ん!

首領がエリス嬢に近付く。

鴎外

何事もなくて佳かったよ!好いお洋服は買えたかい?

エリス

皆が可愛いのを選んでくれたのよ!ミドリとお揃いのもあるわ!

鴎外

それは佳かったね〜私に後で見せてくれない〜?

エリス

しょうがないわね!

鴎外

わ〜い!有難うエリスちゃ〜ん!

芥川

…………、

中也

……コホンッ

一つ、咳払いをする。

中也

首領…

鴎外

ん?何かね?

中也

最終的に、尾崎翠はスカウトしないンですよね?

鴎外

そうだよ、それに……

翠君の寿命は あと二ヶ月もないからね

中也

えっ…

思わず声が漏れる。

鴎外

だからスカウトはしない、まぁでもエリスちゃんの遊び相手位には丁度良い、

鴎外

ね〜エリスちゃ〜ん!

エリス

えぇ!ミドリとのおでかけは楽しかったわ!

鴎外

そうかいそうかい、其れは佳かった〜

首領が云った言葉に俺は呆然としていた。

それどころか、周りの声に幕がかかり、少しずつ音が聞こえなくなっていく様にも感じた。

鴎外

それで〜お願いなんだけど、今度は私と一緒にお洋服を買いに行かないかい〜?

エリス

リンタロウが如何してもって云うなら、行ってあげても良いわ!

鴎外

わ〜い!エリスちゃんと
久しぶりに出かけられる〜
↑エリス不足で死にかけた

コンコンッ

ノック音に、俺は我に返る。音がした方を見ると、其処には姐さんが居た。

鴎外

紅葉君…

首領は少し驚いたようにしながら、姐さんの名前を呼ぶ。

紅葉

鴎外殿、ちと知らせがあってのう

姐さんが部屋に入りながら云った。

紅葉

先程話しておった翠と云う少女……

「誘拐されたらしいぞ」

中也

っ…!

鴎外

それで?紅葉君自らが伝えに来るのだから、我々にも何か関係しているのだろう?

紅葉

その時____…

『近くに居った久作も 連れ去られた』

鴎外

Qがかい?

紅葉

正しく云えば久作自らが荷台に乗ったのじゃ

中也

荷台…?何で自分から……

鴎外

……成程

すると首領が此方を向く。一瞬、厭な予感がした。今回はソレが的中した。

鴎外

中也君、私とエリスちゃんが出かけている間に、やって欲しい事があるのだけど、

中也

(真逆……)

鴎外

いいかな?

中也

ッ____…はい、

紅葉

ふふっ

後ろから、姐さんの柔らかな微笑が聞こえた。

探偵社では皆が荒々しい声を上げていて、張り詰めた空気が広がっていた。

翠ちゃんが連れ去られたのだ。

今判っているのは、翠ちゃんを連れ去ったのはポートマフィアではない事、彼女の行方がワカラナイ事だ。

そんな中僕は、磨き上げられ虹色に輝くビー玉を、太陽にかざしていた。

乱歩

………

乱歩

(後もう一寸したら“有益な情報”が来るし、其れまで待ってよう…)

僕は皆の方に視線を移す。

乱歩

(珍しく太宰が焦ってるなぁ、冷静になれば直ぐに判る事なのに……)

乱歩

(____…否、)

乱歩

(太宰はちゃんと判ってる、)

乱歩

(それでも心配なんだ、翠ちゃんの事が……)

乱歩

(だからこそ焦ってる……)

椅子にもたれていた重心を前に移し、元の体制に戻る。

乱歩

(まぁ僕も最初吃驚しちゃったし、お互い様か……)

懐から時計を出し、カチコチと音をたてる秒針に、視線を向けた。

乱歩

後三秒、

乱歩

乱歩

乱歩

零____

バンッ!!

乱暴に扉が開く。其処には、怒りを抑えているが、逆に物凄いオーラを放っている素敵帽子君が居た。

えっ、中也さ____

太宰

あーあ…

敦の言葉を遮り、ため息混じりの声をだしながら、太宰は頭をかいた。

太宰

Qが映っていた時点で、こうなるかなとは思っていたのだよねェ

嫌味を云うかのように太宰は言葉を発し、素敵帽子君の方を向く。

中也

黙れ青鯖野郎

吐き捨てるように其の言葉を云うと、彼は歩いてきて皆が使っていた机の上に、数枚の書類を叩きつける。

中也

此方はQの奪還、手前等は翠の奪還…やる事はそう変わってねェ

中也

太宰、取引だ

中也

俺が今持ってる情報をくれてやる、代わりに手前等の情報を寄越せ、

太宰

____…“俺”?

太宰

ふふっ……

太宰が笑みをこぼす。

太宰

ハハハッ、巫山戯るのも大概にしてよ中也、

腹を抱えながら笑った後、太宰は素敵帽子君が持ってきた情報の上に手を置いた。

太宰

“君達”が持っている凡ての情報を出し給え、そうじゃないと……取引は成立しない

彼の声が低くなる。其の言葉で周りの空気に、より一層の緊張感が溢れる。

太宰

中途半端な情報を得て何になるって云うのさ、其れくらい君だって判るだろう?

太宰

ねぇ?中也、

中也

……チッ

舌打ちをすると、素敵帽子君は荒々しく椅子に座った。

太宰

ふ、

少し笑みを浮かべ、太宰は素敵帽子君の目の前に座る。

一見、先程の緊迫した状況とは落ち着いたように見えるが、未だピリついた空気が広がっていた。

乱歩

よいしょ……

僕は椅子から立ち上がり、二人の処へ向かう。

太宰

却説__…

乱歩

ねぇ、その取引…僕も入れてよ

中也

あ"…?

素敵帽子君は、睨みながら僕の方を向いた。

太宰

乱歩さんがですか…?

太宰も、少し驚いたような顔をした。

乱歩

翠ちゃんには、もう頼んでおいたものやってもらったし、

頼んでおいたもの……?

後ろから敦の声がする。

乱歩

想像以上に綺麗になってたからね…

椅子を引っ張り、太宰と素敵帽子君の間の中央付近に座り、僕はニコッと笑った。

『報酬はきちんとあげないと』

タップお疲れ様です!

えー…何か凄いことになってますねぇ〜(笑)

乱歩さんが云っていたいいモノは報酬らしいですけど

どんな報酬何でしょうか…!?

次回もお楽しみに!

♥️と💬お願いします!!

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