優弥
夐氣
優弥
夐氣
優弥
夐氣
大きくため息をつくと、少し目を揺らす。 もちろん、ぜーんぶわざと。 ヤキモチを妬かせたくて、こうしてる。
そんな事をしなくても、きっと優弥はずっと俺を見てる。 でも、それはきっとの話。
俺は確証が欲しい。 何があっても俺から離れないという確証が
ある日クラスメイトと話していると、向かいのドアから視線を感じた。
誰かは分かってる。 優弥だ。 ニヤけるのを抑えながら友達と話す。
友達
と、笑うこいつの顔もなかなか変だ。 だけど不細工ではないな
そこで俺の頭に一つの案が浮かんだ。 ここで、俺がこいつを誘う様な事をすれば、優弥は一体どんな反応をするだろうか。
クスリと笑いそいつの首に腕を回す。
友達
夐氣
そう言って、ゆっくり口づけ
ようとした。
友達
夐氣
ちらりと優弥を見やると、 物凄く冷たい目でこっちを見ていた
独占欲 嫉妬 愛憎のは入り混じった目 ゾクゾクする。
夐氣
そう小さく呟いた
続く
コメント
1件