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フォロー失礼します(*・ω・)*_ _)
ああああ桃くんの性格とか設定がどタイプすぎる🤦🏻♀️♡ それと赤くんの恋愛観素敵...!!🥲 純情?なヒロイン大好きっす( ♡連打失礼しますー!!
ぶくしつです!
2人で並んで、さっき通った廊下を歩く。
1年の俺の教室に近づくにつれて増えていく人の目。
う、視線が痛い
××
××
こそこそと何か言われている声が聞こえて、思わず肩を縮こめた。
多分、有名な先輩の隣に俺なんかがいるから、何か言われているんだろう。
どこからともなく聞こえる悲鳴に、桃先輩の人気を痛感する。
先輩はこれだけ注目されて、気にならないのかな?
チラリと先輩のほうを見るけど、まったく気にしていない様子だった。
注目されるのも噂されるのも日常茶飯事のことだから、なんとも思わないのかな?
そんなことを思ってると、パッと先輩がこちらを見た。
桃
桃
赤
放課後?
突然のお誘いに、少しだけ悩む。
今日は…たしか何もなかったよね?
赤
保健委員の仕事もないし…うん、大丈夫。
でも、ちょっとまって
「一緒に帰りたい」ってそれはもしかして…ふ、2人でってこと?!
桃
赤
桃
とっさに頷いた俺に満足げな表情を残して、先輩は行ってしまった。
あ……行っちゃった
それにしても、先輩の教室は2年生だから俺の教室と階が違うんじゃないのかな?
もしかして、わざわざ送ってくれたの?
優しい人なんだなぁ
意外な一面に驚きながらも、自分の教室に入る。
すると、待ってましたと言わんばかりの勢いで、親友の黄くんが飛びついてきた。
黄
いったいどこから聞いたのか、目をまん丸に見開きながらそう聞いてくる黄くん。
この学校、瀬戸先輩の噂が回るのはやいんだなぁ、あはは…
赤
黄
な、なんて言えばいいんだろう…
赤
黄
悩んだ末、正直に話した俺に、黄くんが大きな声を上げた。
黄
赤
周りのみんながこっち見てる!
黄
赤
黄
赤
黄
赤
またしても叫んだ黄くんに、しぃーっ!と人差し指を立てる。
黄
驚いて興奮しっぱなしの黄くんに、俺もこくりと頷く。
驚くのも無理ないよね。
赤
赤
黄
赤
黄
赤
黄
黄
病気………レベル?
赤
そう尋ねた俺に、黄くんは瀬戸先輩の人間嫌い伝説を詳しく話してくれた。
黄
黄
黄
そ、そこまで?
黄
赤
たしかに、それは病気レベルだ
黄
黄くんの言葉に、俺が聞きたいよとため息をついた。
赤
黄
黄
え?
赤
黄
…………ん?
ど、どうして?
いったい何がおかしくないのか、黄くんの言葉が理解できず、首をかしげた。
黄
赤
自分で言っていて恥ずかしくなってきた…。
先輩の真剣な表情を思い出して、カァッと顔が熱くなる。
黄くんも、目をまん丸に見開かせて驚いていた。
黄
黄
赤
黄
黄
黄
黄
黄
黄
赤
赤
ニヤリと笑う黄くんに、俺は首を左右にぶんぶんと振った。
黄くんってば、他人事だと思って!
黄
たしかに、黄くんが言っていることも分かる。
あんな少女漫画のヒーローみたいな、何もかもを持って生まれてきたような人、きっとこの先、俺の前には現れないかもしれない。
でも、それとこれとは別っていうか…
恋人って、好き同士の2人がなるものでしょ?
好きでもないのに付き合うなんて、先輩にも失礼だもん…
黄
黄
考え込む俺を見ながら、黄くんがこんなことを言った。
赤
黄
そ、そうなんだ…
遠くを見つめて、「はぁ…お近づきになりたい…」とため息をつく黄くんに、苦笑いを返した。
そういえば、先輩、放課後に迎えに来るって言ってたけど、本当に来てくれるのかな?
ふと、先輩の優しい笑顔を思い出す。
黄くんが言っていた噂の人間嫌いの先輩と、同一人物だとは思えないや。
断りきれず、その場の雰囲気で友達になることを了承しちゃったけど…
好きかどうか分からないまま一緒にいるのは失礼だし、先輩のことちゃんと知りたい。
こんな俺に告白してくれたんだから…俺だって、きちんと答えなきゃダメだよね…。
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