おばあちゃん
あんた、私の事、忘れないでね…?
握っている手にだんだん力が入ってこなくなるのがわかる
おじいちゃん
また、そんな事言いおって…忘れるわけないでしょう?
おばあちゃん
ふぅ…
ピー
おじいちゃん
もしかして、、
安心したかのように眠っている
おじいちゃん
忘れないよ、おばあちゃん。いつまでも一緒だからね…
冷たくなった手をぎゅっと握る
また明日には「今日何食べる?」って「おはよう」っていってくれそうな気がして
おじいちゃん
やっぱり、お前がいないと、生きていけないなぁ…
いつのまにか視界がぼやけていって
水滴がゆっくりと頬をつたる
おじいちゃん
いつもお前は笑っていたなぁ…
おじいちゃん
こんな時もにこやかに眠りおって…
おじいちゃん
昔と変わらずー。
作者ありす
はーい、どうもーありすです!
作者ありす
「お前に分かるかよ」のものではたくさんのハートありがとうございます💓
作者ありす
というわけでこの話も続いていくので
作者ありす
ハートをよろしくお願いします!
ー続ー