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なんかこのきなりとかいうアホがフォローし忘れてたんで 今フォロー失礼しますッ‼︎ 怪盗…?の方も読ませて頂いておりました…!
あれ?ゴリラさんが1番まともに見える((( 珍しくのんびりと平和な休日の人が居たww
変なヤツ……www まぁでも確かにマリアさんは変わっているかも……((((
凛咲 殺華の休日
新統合都市中心部から 少し離れたところに 周りの建物と一線を画した 純和風の屋敷がある。
外観だけを見れば 温泉旅館の様にも見えなくはないが 至る所に防犯カメラが取り付けられており 物々しい雰囲気を醸し出している。
敷地の入り口に当る 大きな門の前には ガタイのいい男達がキチッと 整列し家の主の帰りを待っている。
その異様な雰囲気は 明らかにカタギの者では無いと 見ただけで分かるだろう。
御家の方A
列の中央にいた人物の声に合わせ 男達が一斉に主人に頭を下げる。
凛咲 殺華
自分を出迎えた者達に軽く 声を掛け門が開かれるのを待つ。
凛咲 殺華
いつもなら、門の前に立つと同時に 開かれるはずだがいつまで待っても 門が開かれる気配がない。
御家の方A
凛咲 殺華
出迎えの第一声を発した人物が 恐る恐る言葉を続ける。
御家の方A
凛咲 殺華
御家の方A
凛咲 殺華
御家の方B
凛咲 殺華
御家の方B
男達が何やら気まずそうに口を紡ぐ中 門の向こう側から女性の様な声が聞こえてくる。
皇 壊
凛咲 殺華
聞き覚えのある声に殺華の 雰囲気が変わるのを男達は感じ取った。
皇 壊
凛咲 殺華
御家の方A
凛咲 殺華
御家の方A
凛咲 殺華
凛咲 殺華
皇 壊
自身に掛けられたヘラヘラとした声に 殺華は荷物を投げ捨てると同時に 鞄に取り付けていた鞘から 愛用のククリナイフを取り出し 男達の間を縫う様に走り出し 門を蹴り飛ばして開門させる。
皇 壊
凛咲 殺華
門を蹴り飛ばした勢いのまま 門の向こうにいた人物に襲いかかる。
皇 壊
切り付けられそうになった人物は 何の苦もなく殺華のナイフを躱す。
皇 壊
凛咲 殺華
その後も繰り出される殺華の攻撃を ヒラヒラとからかう様に避けていく。
皇 壊
凛咲 殺華
殺華の攻撃を避けながら 壊と呼ばれた人物は門の外に出て 懐からお札を出し固まっていた 男達の1人に手渡す。
皇 壊
御家の方B
凛咲 殺華
その行動が殺華に更に油を注いだのか 殺華は当たれば確実に死に至らしめる 一撃を壊に向かって放つが。
マリア
その一撃は間に飛び込んできた ピンク色の影に手を掴まれて 止められてしまう。
マリア
凛咲 殺華
マリア
受け答えをしながらも殺華は マリアに掴まれた手を振り払おうとするが ガッチリと掴まれて振り払えない。
マリア
凛咲 殺華
マリアの言葉に殺華は込めた力を緩める… マリアもそれを感じて掴んだ手を離す。
皇 壊
マリア
凛咲 殺華
マリア
皇 壊
マリア
皇 壊
マリア
凛咲 殺華
マリア
マリア
皇 壊
マリア
凛咲 殺華
マリア
皇 壊
その後、暫く3人の乱戦は続いたという。
御家の方B
御家の方A
西野 紗彩の休日
静かな湖畔に設置された1〜2人用の テントがもぞもぞと動いている。
西野 紗彩
そのテントの中から眠そうに 目を擦りながら紗彩が姿を表す。
西野 紗彩
若干感じる眠気を飛ばす様に体を伸ばし 深く息を吸って新鮮な空気を取り込む。
西野 紗彩
周りを見ればいくつかのテントが見える。 紗彩と同じくキャンプに来ているのだろう
西野 紗彩
紗彩は自分のテーブルの上に置いてある シングルバーナーと呼ばれる コンロの様に使える物の上に 水を入れたポットを置いてお湯を沸かす。
お湯が沸くのを待つ間に荷物から ミル、フィルター、カップが一つになった 小型のコーヒーメーカーを取り出し 豆を挽くと辺りにいい香りが立ち込める。
豆を挽き終わりポットを確認するが 沸くまではまだ暫く時間がかかりそうだ。
西野 紗彩
紗彩は荷物の中から まな板と包丁、ハム、チーズ、トマト そして食パンを2枚取り出す。
トマトを半分に切り、そのうちの一つを 厚めのスライスにする。
西野 紗彩
スライスしたトマト、チーズ、ハムを ケチャップとマスタードを塗った 食パンの間に挟む。
そのタイミングでポットのお湯が沸く。 ポットを火から降ろしコーヒーをいれる。
西野 紗彩
入れたての香りを楽しんだ後 ゆっくりと口をつける。
西野 紗彩
コーヒーを軽く楽しんだ後 途中だった朝食作りに戻る。
先ほどの食材を挟んだパンを 上下分割式のホットサンドメーカーに セットして再びバーナーに火をつけて その上に乗せる。
片面1分半ずつ火にかけて 焼き目を付ける。
焼き上がったホットサンドを まな板の上に乗せて半分に切る。
西野 紗彩
切り口からチーズの伸びる 熱々のホットサンドを手に取り口へ運ぶ。
西野 紗彩
満足のいく出来に納得の表情を見せる。
静かで落ち着く景色を眺め 紗彩は朝食を楽しむ。
西野 紗彩
そんな事を呟く西野 紗彩の休日は ゆっくりと過ぎて行く。