これはつい先日の事
誠一
まどか
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
健三
健三
誠一
誠一
健三
誠一
健三
誠一
誠一の部屋
誠一
誠一
誠一
分かっとる。 俺が全然話についていけてない事も、事件の役に立ててない事も。 俺が1番───
誠一
最近、恵美は"マルスの三家"を目指しとる。 理由はハッキリとは分からんけど、そのマルスの三家に入る為には今よりもっと沢山の事件を解決してポイントを上げなあかん。 だから最近は嫌がる依頼もしぶしぶ受けとる。
少しずつ、自立してるんちゃうかなって思う。 目標に向かって進めるのはええ事やから。
しっかりし出した恵美に俺は喜んどる。でも、それはきっと上辺だけなんやなって。本当は焦ってるのが、自分で分かるから。
──俺がネストに入れたんは、単に恵美の保護者役やから。どうしようもない怠け者をなんとか立たせ、生活させるのが役割やから。その対象である恵美がしっかりしたんなら……。
誠一
前、健三にも指摘された。 ここにいる意味は無くなる。
でも恵美を置いて逃げる訳にはいかない。 これ以上"罪"を重ねる訳にはいかないから。
だから
この日から、2人の役に、スワロウテイルの役に立ちたいと自分なりに始めていた勉強の量を更に増やした。事件現場に行っても更に周りをよく観察して、何か少しでも……。
そんな少しの努力で追いつける訳がない。 それでも怠らなかった。天才との差は明らかで、目を合わせない様にしていたくても。
誠一は気付かないうちに追い詰められていた。
背負う罪と強い責任感
使えない自分への嫌悪感
自分の事になると疎くなる誠一は、少しずつ、でも確実に精神を削られていた。
後にあんな事になるとはつゆ知らず、彼は今日も背伸びを続ける。
コメント
6件
続き待ってます!!
誠一くん、どうなるの?! 続きが気になります!