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※gcさんは結婚しているままです
レトルト
祝日の真っ昼間、何も予定の無い 今日のカレンダーを見て呟いた。
レトルト
今日の動画はいつもより長めのほぼノー編集の動画だった為、時間をもて余していた。
レトルト
レトルト
暇過ぎて丁度充電が終わった頃であろうスマホを握った
ピコン! と何かの通知が入る
レトルト
それは俺の趣味の作家さんの投稿だった。
迷いなくそのURLを開く
レトルト
鼻血が出そうな作品に顔をニヤケさせる。
そう、これを見ているものにはバレたかもしれないが、俺は腐男子だ。
今見ていたのは腐作品で、Blと界隈で呼ばれる大好きな恋愛ものだった
顔をモニモニして作品を読み終えた感想に浸る
レトルト
レトルト
レトルト
他の人が書いた感想に共感しながら
勝手に悩んで落ち込んで 意気消沈としようとしていると
またピコっ!と 通知が鳴った
今度は誰かからのメッセージだ
レトルト
レトルト
レトルト
彼はトップ4のグループ通知で連絡してきていた
誘うのは今まで他のグループだったので何を考えているのかと 勘ぐりたくなったが
せっかく生で彼らのBlを拝める チャンスなのでOKと返信して 残り2人の返信を待つことにした。
一週間後
皆、たまたまその日は予定は無かったので集まって遊べることになった
今は遅刻しているkyとusを待っている
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
キヨ
先に軽装のkyが着いた
キヨ
牛沢
息を切らしながら登場した牛沢
いつもの通り謝ることなく会話に入ってくる
レトルト
レトルト
レトルト
なんて冗談交じりに言うと
牛沢
無視をして返してきた
レトルト
皆でコンビニに寄り、それぞれ飲み物を買う
牛沢
キヨ
キヨも濁された回答に不満があり、気になっていたようで
彼の隣に立って歩きながら聞いていた
牛沢
キヨ
食い下がらないキヨにしびれを切らしたのか、ついにうっしーは
キヨに耳打ちして話した。
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
自由人に苛立ちを微かに覚えて 萎える。
俺はもう早く行こうと催促する立場へまわった
まず最初に訪れたのは神社だった
平日だからか、朝方だからか、 人はほとんど居なかった
人混みが苦手な人でも 嫌がらない数で、居ないとカウントしていい程に居ない
牛沢
牛沢
社の灯台を見て歩きながら目の前の大きな本殿を見て楽しむ牛沢
その横をキヨ、 その後ろを俺とガッチマンで歩いた
キヨ
キヨ
キヨ
牛沢
はしゃぐキヨを楽しそうに相手する牛沢
を見て俺も楽しんでいた
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ボーッと彼らを眺めていると 不思議そうな顔でガッチマンに声をかけられた
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマンと視線を2人へ向けると
牛沢
キヨ
キヨ
牛沢
おみくじの紙で軽い口論をしていた
レトルト
牛沢は背伸びしていた足を下ろし、キヨに紙を渡す
キヨは一番上に綺麗に結んだ
牛沢
キヨ
キヨ
キヨ
此方に視線を向けて楽しそうに近寄ってきた
ガッチマン
キヨ
レトルト
キヨ
キヨ
キヨ
レトルト
得意気になって内容を読み上げるキヨ
レトルト
キヨの話を無視しておみくじに視線を落とすと
すぐに恋愛運の項目が目に入った
レトルト
レトルト
思い当たるワードがふと浮かんで 苦笑いする
レトルト
牛沢
レトルト
レトルト
牛沢
レトルト
牛沢
レトルト
ガッチマン
俺達はやることを済ませて神社を後にした
次に訪れたのはゲームセンターだった
俺はお目当ての台をすぐに見つけてお金を落とす
レトルト
ガッチマン
牛沢
牛沢
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
牛沢
俺の挑戦する台から数個はなれた場所で2人がUFOキャッチャーしているのが見える
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマンは数回のトライで景品を落として見せた
牛沢
ガッチマン
牛沢
牛沢
ガッチマン
Blの雰囲気を見れているのは嬉しいが俺の心にはモヤッと霧がかかる
レトルト
レトルト
ガッチマン
俺の挑戦を隣で見ていたキヨに話しかけるガッチマン
キヨ
レトルト
牛沢
2人が俺の台に歩み寄ってきて観戦を始める
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
あれから何枚もお金を溶かして取れずに苦戦した
キヨ
牛沢
レトルト
レトルト
苦渋の選択をする
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマンは自分のお金を入れるとほんの数回こなすだけで取ってしまった
キヨ
牛沢
牛沢
ガッチマン
2人はガッチさんの話に興味津々になって、目を輝かせた
ガッチマンも満更でもなさそうに笑みを浮かべて話す
レトルト
レトルト
2人のうっしーに対するアドバンテージに嫉妬する
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマンから景品を受け取る
レトルト
ある程度他のゲームでも楽しみ終えると
夕食を食べに出掛けることとなった
とある居酒屋
ガッチマン
レトルト
キヨ
レトルト
キヨ
レトルト
キヨは俺の座る向かい側に席を移動して行く
キヨ
ガッチマン
キヨ
レトルト
牛沢
ガッチマンがそこへ移動したことで座れる幅がなくなったため、仕方なくその通りに座ることとなった
レトルト
レトルト
牛沢に視線を向けると 満更でもなさそうな表情で隣に座りにきていた
レトルト
勘違いだろうが、俺の隣に来れてよかったというように見えて心がキュンと締まる
キヨ
キヨから注文用の端末を手渡される
レトルト
レトルト
2人で見れるよう端末を持ってきて閲覧する
注文を終えるとバッテリー充電をする場所に差し込み、置いた
レトルト
4人で喋りながら食事を待つ
ガッチマン
次々と飲み物とご飯が運ばれてきて机いっぱいに並べられる
牛沢
レトルト
レトルト
牛沢
ガッチマン
キヨ
牛沢と話していると向かいの2人は何やら困ったような会話をしだした
レトルト
レトルト
レトルト
目の前のご馳走を見ながらパクパクとご飯を食べ進めていると
牛沢
牛沢が会話に入ろうと声をかける
キヨ
ガッチマン
牛沢
レトルト
牛沢
キヨは悩む表情をすると
キヨ
キヨ
牛沢を連れて行ってしまった
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマンと2人きりでご飯を食べることとなる
ガッチマン
ガッチマンが軽い小話をつつきながら話を盛り上げてくれる
レトルト
レトルト
ガッチマン
レトルト
笑い始めてきたとき、 机にあった俺のスマホが通知音を鳴らす
レトルト
ガッチマン
企業からのメッセージだったので急いで確認する
汚れた手だったので机に置いたままスマホのロックを解除すると
レトルト
今日読み返しで見ていたBlが開かれていた
焦ってその画面を消し、企業のメッセージを開く
レトルト
企業への返しも終えてガッチマンへ向き直ると
ガッチマン
ニヨニヨ笑ったガッチマンが此方を見ていた
レトルト
レトルト
レトルト
冷や汗をかきながら嘘をつく
けれど、ガッチマンはその嘘を見抜いているかのように以前変化を見せない
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマンはニコニコして何か別のものを見ている顔をした
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマンは先ほど小話をした調子と変わらず話してくる
その表情も受け入れているようで楽しそうだ
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
悩んだ末、このまま話しても受け入れてくれるだろうと感じたこともあって話すことにした
レトルト
小声気味に話す
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
自分の手持ちの電子書籍の中でライトな話をピックアップする
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
黙々と読み進めていくガッチマン
その間沈黙が走り、俺の背中には緊張が走った
レトルト
牛沢
牛沢がキヨを後ろに引き連れてガッチマンの方から戻ってくると
俺の渡した携帯を見て固まった牛沢
キヨ
キヨ
牛沢
中に入るも、その視線はずっとガッチマンの手元だ
レトルト
牛沢
牛沢
ガッチマン
牛沢
視線は俺へと向けられることになる
牛沢
レトルト
牛沢が俺の隣に戻ってくる
レトルト
牛沢
レトルト
牛沢が耳元で話してきた
レトルト
レトルト
牛沢はニコリと笑って
牛沢
と言う
その言葉に 驚きで言葉が返せなくなった
レトルト
牛沢
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
顔が一定の表情から変化できない
キヨ
向かいでキヨとガッチマンが言い争いをしている
ガッチマン
キヨ
牛沢
小声で楽しそうに話してくる牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
牛沢
それから軽く向かい2人についての話をすることができた
レトルト
牛沢
レトルト
牛沢
牛沢
レトルト
牛沢
牛沢
レトルト
一瞬時が止まる
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
内心バクバク早い鼓動を抱えてひきつった笑顔で返した
レトルト
牛沢
牛沢は返しを聞くとそっぽを向いてしまった
レトルト
レトルト
レトルト
そっぽを向いたまま此方に問う牛沢
牛沢
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
牛沢
レトルト
目の前に失恋という文字がデカでかと浮かぶ
レトルト
レトルト
ほぼ涙が浮かぶ寸前の俺は縋る気持ちで問う
牛沢
牛沢
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
牛沢が此方に向き直り、俺の手を握って視線をあげてきた
牛沢
脳内がパニックを起こして正常に目の前を映してくれなくなる
レトルト
牛沢
レトルト
牛沢
牛沢
牛沢
牛沢
レトルト
レトルト
席を立つ牛沢
その手を掴んで俺は必死な思いで視線を向けた
牛沢
ようやく合った視線
よく見ると牛沢の顔は泣きかけで、真っ赤に染まった頬が微かに照らされていた
レトルト
レトルト
レトルト
必死に、捕らえたいと想いを全てぶつけるつもりで声を出した
牛沢
牛沢は面を食らった顔をする
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
牛沢
牛沢
牛沢
牛沢
牛沢
牛沢
牛沢は俺の方へしゃがみこんで
また手を握ってくれた
牛沢
顔を染めながら嬉しそうに笑う牛沢
レトルト
レトルト
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
俺も牛沢の手を握り返して2人で笑い合った
キヨ
キヨ
キヨ
牛沢
牛沢
キヨ
キヨ
レトルト
ガッチマン
レトルト
2人とも嬉しそうに祝福してくれて
それからもうっしーと祝福ムードで食事を続けられた
変に緊張せず、ただ嬉しさだけで空間に居られる
レトルト
牛沢
レトルト
牛沢
レトルト
その日から帰ったあとも、起きてからも彼女(彼氏)が居る幸せな日々となった