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tattsun
yuan
テーブルを挟んで向かい側に腰掛けた。
tattsun
yuan
気まずいというような様子も一切なさそうに ふっと片口角を少しあげて聞いたんだ? と余裕そうに笑うゆあん。ムカつく。
tattsun
こんなこと本人が1番分かってると思うし じゃぱぱを振ったのには なにか事情があったのは俺も知ってる。
でも付き合う前も付き合ってからも 散々じゃぱぱを振り回したくせに 今更復縁をもちかけるなんて自分勝手な話だ。
これが俺の本音。
yuan
yuan
さっきまでとは違った顔つきのゆあんを見て こいつってこんな真剣になれるんだって ちょっと驚いた。
yuan
tattsun
yuan
意外にも、驚いた素振りを見せた。
tattsun
yuan
yuan
後悔か__
俺なりにこの時間で出来ることは 全部やったつもりだ。
言葉でもそれ以外でも じゃぱぱへの思いを精いっぱい伝えた。
だから、全然後悔なんてない。
tattsun
ベンチから立ち上がって 上から見下ろすように見つめる。
tattsun
yuan
tattsun
言いすぎたかなと思ったけど、頑張ってって 送り出せるほど俺はまだ大人じゃない。
俺が2人を応援できるようになるまで もう少し時間が必要だから。
jpapa
mother
お母さんがリビングから 出迎えてくれたけど泣いた直後で 酷い顔をしてるし正直今は嬉しくない。
jpapa
mother
お湯に浸かってる時頭に浮かぶのは これまでたっつんと過ごしてきた期間のこと。
今までの分友達として接してきた分 最初は俺も戸惑ったし恋愛対象に入るなんて 思ってもみなかったけど真っ直ぐな 言葉で行動で"好き"を示してくれる人だった。
それなのに俺は、ずっと曖昧にして 応えることから逃げてたんだ。
俺って、本当最低なやつ。
jpapa
jpapa
今回に関しては完全に これに当てはまってると思った。
俺は辛い役割ばかり たっつんにさせてたんだなって 自分が本当に嫌になる。
mother
お風呂から上がったら お母さんがケーキを出してくれた。
正直今は何も食べたくなかったけど 気を遣ってくれてるから食べることにした。
jpapa
甘いものが大好きだから 毎年クリスマスに食べるケーキを 楽しみにしてた。
今年も食べれて嬉しいな、また1人だけど。
mother
jpapa
お母さんからそう聞かれて 思わずケーキを吐き出しそうになった。
mother
す、すごい。 お母さんってやっぱり なんでもお見通しなのかな…?
mother
mother
そう言って、嬉しそうに笑うお母さん。
……でもね、全然楽しくないんだ。
恋って複雑で辛いことばっかりで どんどん自分のこと 嫌いになっちゃいそうなんだよ。
変な意地張って嫌いって言ったり もう会わないって言ったり 相手を傷付けることばかり言っちゃったの。
jpapa
mother
mother
俺のお母さんとお父さんは凄く仲良しで 今でも2人で旅行に行ったりする。
そんな2人が羨ましかった。
それでも若い頃は毎日のように 喧嘩をしていたらしい。
俺は、2人みたいになれるかな。
yuan
jpapa
結局連絡は既読をつけたまま 返していなかったけど またゆあんくんから連絡が来ていた。
正直今は感情がぐちゃぐちゃで 上手く話せる自信はない。
けどここで逃げたら 本当に戻れなくなる気がして 気付いたら「あるよ」って メッセージを返していた。
yuan
夕方、あの時と同じ公園で会うことになった。
yuan
jpapa
yuan
ゆあんくんに手を引かれて黙って着いていく。
こっちの道は来たことないな どこ行くのかなって考えていたら あれそういえば手繋いで歩いてるなって 気付いて恥ずかしくなって ゆあんくんのちょっと後ろを歩いた。
しばらく歩くと 凄くお金持ちそうな家の前で足を止めた。
インターホンを押してお母さんなのか お手伝いさんなのか女の人が出てきて ゆあんくんがペコって 頭を下げると通してくれた。
2階に上がってゆあんくんが ノックをして扉を開ける。
kaho
kaho
jpapa
そこにいたのはかほさんで 余りの怒りっぷりに ゆあんくんの背中に少し隠れた。
前よりちょっとやつれていて ダボッとしてる服を着てるけど 確かにお腹は膨らんでいて 本当にここに命があるんだなって思った。
yuan
yuan
jpapa
そんなのゆあんくんからなにも聞いてなくて 色んな意味で冷や汗をかいた。
いやいや、この感じ絶対謝らなそうだけど。
kaho
kaho
悪びれた様子もなくそういうことを 言われると流石に俺もちょっと カチンときたけどでもこんな かほさんを目の前にしてなにも言えなかった。
yuan
kaho
jpapa
ゆあんくんがいきなり かほさんの胸ぐらをガッと掴んで 俺が慌ててゆあんくんの腕を掴んで止めた。
jpapa
jpapa
俺の力じゃゆあんくんなんて ビクともしなかったけど ゆあんくんの腕を思い切りつねった。
ちょっと爪も立てて……
ゆあんくんは手を離してくれたけど かほさんがなにか言ったら すぐに手を出しそうだし かほさんはキッとゆあんくんを睨みつけてる。
でも突然その矛先がいきなり俺へと変わった。
kaho
kaho
jpapa
kaho
立ち上がって肩を掴まれて ベッドに押し倒されそうになる。
kaho
jpapa
yuan
jpapa
今度は本当に殴りかかりそうに見えた ゆあんくんにしがみついて止めた。
yuan
jpapa
jpapa
俺がそう言うとゆあんくんは振り上げていた 手を下ろして理解できないとでも 言うように俺のことを見つめる。
yuan
yuan
yuan
yuan
……わかってる。
ゆあんくんは俺の為に 怒ってくれてるんだってこと。
俺だって、なにも思ってない訳じゃないよ。
かほさんのしたことはムカつくし 彼女のせいで……って何回も思った。
けど__
jpapa
jpapa
yuan
泣き崩れて床に座り込んでしまった かほさんにポケットから ハンカチを出して渡した。
jpapa
jpapa
kaho
kaho
jpapa
好きって思いが止められないってその気持ち 俺には痛いほどわかるんだよ。
まだゆあんくんと付き合う前の あの時の俺と一緒なんだもん。
自分はただの遊び相手で 気が無いのが分かってても それでも好きなのをやめられないんだよね。
彼女は間違った方向に 一生懸命になっちゃっただけ。
だから、俺は彼女を責めきれなかった。
かほさんの家を出てから 2人でゆあんくんの家まで歩いた。
jpapa
何ヶ月ぶりかのゆあんくんの家は 前とほぼ同じで変わったことといえば 香水のコレクションが増えていたことくらい。
yuan
jpapa
肩にズシッと重さを感じたと思ったら ゆあんくんに後ろから抱き締められてた。
jpapa
yuan
yuan
jpapa
胸がじわーっと熱くなって 頭が空っぽになりそうだった。
yuan
yuan
jpapa
もう面倒くさいこと全部どうでもいいやって 思わず「俺も」って返してしまいそうに なるような甘い声に流されて しまわないように腕の中から抜け出した。
コメント
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あれ、?3日ってこんな早かったけ?あれぇ…過去に移動したいわ、
うわぁぁあ!!!待ってほんとに待ってました😭 続き待ってます!
この後どうなるかな❓ でも毎日投稿明日までか…寂しいなでも最後まで見ます