sha
ほんとに 、 此処で 合ってる 、?
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あってるけど ?
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どうして ?
sha
だって 、 パスポート 確認 、 されなかったし 、
sha
なんか 、 静かだし 、 不気味っていうか 、
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あんま 気にせん方が いいで
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此処は 、 奴隷と 生贄 が 住む 街やから
sha
え 、 じゃあ ろぼろ も 、
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ああ 、 おれは 違うとこにいたで
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なんにせよ 、 桃色の 瞳は 珍しいからな
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汚れた 状態で 持っていくのは 、 神様に 失礼やろ ?
sha
ふ ~ ん 、
sha
まあ 、 さっさと 殺そうぜ
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そうやな 、 時間の無駄や
sha
なあ 、 ここなん 、?
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せやで
sha
なんか 、 本当に 城 なんか 、?
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まともに 仕事を してる奴なんて 、 この国には そう ゝ 居ないで
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金が 無いんや
sha
さっさと 潰そ 、
sha
そら 、 行こ
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おん 、
ばーん
sha
どうも ~ !
mb
誰だ 。
mb
っ 、 ほう 、
mb
まさか 、 この国を 裏切るのか ?
mb
宙 様 の 生贄よ 。
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裏切るけど 、 なにか ?
mb
そんな ことを したら 、 天罰 が 下るぞ 。
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別に どうでもいいわ
sha
じゃあ 、 ( 刃向
mb
ちょっと待ってくれ 、
mb
最後に一つだけ 、
mb
宙 様 は 、 お前と 同じ目をしていた
mb
桃色の 目 だ 。
mb
だから 、 お前を 生贄にしたんだ 。
mb
ああ 、 別に 殺して 納める 生贄ではないぞ ?
mb
肉体を 宙 様に 授ける 儀式だ 。
mb
それで 、 宙 様 を 復活させたかった 。
mb
そんな 、 俺の都合で 、 巻き込んでしまって 、 すまなかった 。
mb
ただ 、 一つだけ言っておく 。
mb
この 宗教は N国 から 布教され 、 このようなことを しろと言われた 。
mb
この国の 奴らは 皆 、 真面目だった 。
mb
だから 、 一生懸命 、 宙 様 を 信じた 。
mb
いや 、 信じてくれた 。
mb
ここの 国の国民は 皆 、 良い奴なんだ 。
mb
だから 、 国民は 殺さないでくれ 、
mb
あ 、 あともうひとつ 。
mb
N国を 滅ぼしてくれ 。
sha
話は それだけか ?
mb
ああ 。
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さようなら 。
ぐしゃ
sha
最後ら辺 、 どういうことや 、?
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知らん 、 死に際の戯言やろ 。
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さっさと 帰ろ 。