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俺たちはなかむの誘いで実況者として活動し、今では友情も深まって6人で同居をしている
担当も決め、上手く家事も分担し、全部こなせていたんだが
やはり一緒に住むとなると喧嘩も勃発してしまうのが付き物だ。
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だから今回も、いつもの喧嘩と同じかと思ったんだ
下の階がうるさくなったから降りてきて、最初に目に入ったのはきりやんの鼻から溢れ出る赤い血だった。
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俺はきりやんにまたがってまた拳を振りあげようとしたぶるーくにぶつかりきりやんの元から吹っ飛ばす
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普段喧嘩が多いのはなかむとシャークんで、ぶるーくはいつも2人を落ち着かせる役だった
なんでも穏便にしようとするぶるーくのことを、俺は心の中で密かに尊敬もしていた
なのに...そのぶるーくが、メンバーに... きりやんに手を出すなんて
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また口喧嘩が膨らんで殴り合いになることを避けるべく、俺は2階に向かってそう叫ぶ
慌てて階段を降りてくる足音が複数聞こえ、きっときんときとシャークんも来たんだなと納得する
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部屋の中にメンバーが全員揃い、みんな目を疑いながらもきんときはきりやんに手を差し伸べた
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ぶるーくがそうきりやんに向かって怒鳴る
きりやんは肩をビクッとさせ、きんときの手をぎゅっと握ったのがわかった
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ぶるーくが人にあんなに怒鳴ることはほぼ初めてと言ってよかった
普段優しいぶるーくとは別人のように思えて、俺は少しぶるーくに怯えてしまった
しかしそんな中、いつも通りの雰囲気でぶるーくに近づいて言った者がいた
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そう言ってなかむの手を振りはたくぶるーく 小さななかむの身体はバランスを崩し後ろに倒れそうになる
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ギリギリのところでシャークんが支えた なかむは「大丈夫だよ俺は全然」とぶるーくに言うが、ぶるーくは...
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眉を顰めると、そのまま走り出し、階段を登り自分の部屋に戻ってしまった
きりやんは俯いて、きんときの袖を両手で掴んで震えている
俺はそんなきりやんにゆっくり近づいて目線を合わせる
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きんときは救急箱から大きなガーゼを取り出すと手先を器用にして手当をしだした
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そうなかむが話しかけると、きりやんはしばらく動かなかったが、ふらふらと自分の部屋に向かって歩き出した
2人が居なくなっだからといって部屋の空気が少し軽くなるわけでもなく
俺たちは何があったんだろうということしか考えられなかった
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シャークんが場を和ませるようにそう言ってくれる
そうだ、俺たちは友達だ。 だからきっと大丈夫
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完全に切り替えていこうの雰囲気になった時、キッチンの方からなかむが話しかけてきた
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そう言って見せてきた欠片は、確かに俺たち5人がぶるーくの誕生日にあげたオーダーメイドのマグカップだった
そう、欠片
そのマグカップはキッチンの地面で粉々になっていたのだ
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そのマグカップの欠片は俺たちでちりとりで集め、一応捨てずに取っておくことにした
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しゃけが口いっぱいにもごもごしながらそう解説をする
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ん、と言ってラップして作っておいた2人用のご飯を届けに行くシャークん
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そうして俺たちもご馳走様をした