湯浅と駆け落ちすること
それが今の僕らにとっての最善の手段なのだ
「かけおち」
かけおち
なんて響きの良い言葉だろうか
考えるだけで胸が高鳴る
はずなのに…
どこか冷めている自分もいる…
湯浅…
君を一日中舐めまわすことだって出来るようになる
気持ち悪い…ことかもしれないが
でも、僕はとても気持ちがいい
なんて自分勝手なんだ…
僕ほど醜い人間はきっとこの世に存在しないと思う
湯浅は駆け落ちを望む
どうか、こんな僕でも許しておくれ…
受け入れてくれ…
湯浅りか
湯浅りか
僕はこれまでにないほどの最大の幸せを手に入れられるはずなのだ
どこかで冷めている自分にそう言い聞かせる
舐めること
それは僕の宝だ
怜斗
湯浅りか
父上
母上
ばあちゃま
ごめんなさい
僕ははこの家を出て
舐めたいのです
さようなら
湯浅はは泣いていた
僕も
泣いた。
最後までご覧になって頂きありがとうございます
1、2、3、4話を読んでない方はぜひそっちも読んでみてください
たくさんのハート、ありがとうございました
本当にありがとうございました
コメント
7件
1000ぐらいハート連打しました!
見たいです!!