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昔からいつもそーだった
私には味方がいなかった
家族も
友達も
みんなみんな
私の母は私がする話を聞いてくれない
凛音
私がそう問いかけると母はいつも決まってこう言う
親
まるであんたの話なんて興味無いというように
そして、追い打ちをかけるかのように姉が言う
姉
姉
姉の話はいつも楽しそうに笑って聞くのに
私の話は聞いてくれない
母は姉に
親
と洋服なんかをたくさん買ってくるのに
親
妹だから仕方ない
たくさんお金使えないんだからしょうがない
って自分にいつも言い聞かせてた
私の居場所は家にはない
学校に行くのは苦痛だった
投げつけられる暴言
投げつけられるのは言葉だけじゃなかった
平手で思い切り頬を叩かれる
グーでお腹を殴られる
髪の毛を引っ張られて抜かれる
手のひらいっぱいに水をすくって頭からかけられる
何度も飛んでくる暴力
中学で初めてあったとてもかわいい女の子
最初は仲良くしてたのにいつの間にか
暴力を振るわれて、暴言を吐かれるようになってた
女子1には彼氏がいた
もうすぐで10ヶ月目になるらしい
移動教室の時、彼氏が喋りかけてきた
女子1の彼氏
席が隣だったため、私は
凛音
私は質問されたことにだけ返事を返した
ちょっとしてから私と仲良しだった隼人が彼氏に何かを耳打ちしに来た
その後も彼氏は何かを気にする様子もなく私に質問を続けた
すると、再び隼人が彼氏に何やら耳打ちし始める
彼氏はわかったと言うと質問してくるのをやめた
移動教室が終わり私が友達と歩いていると
女子1が私の肩に思い切りぶつかって行った
教室に戻ると隼人が私の元へ来て私に耳打ちをした
隼人
隼人
そういうもんだから女子1の方を見ると私のことを睨んでいた
私は女子1の元へ行き
凛音
凛音
凛音
凛音
私がそう言うと女子1は続けて言う
女子1
女子1
凛音
女子1
女子1
女子1
話を聞いてた?
少し離れているのに?
凛音
凛音
凛音
学校が怖かった
私は1度だけ泣いて学校に行きたくないと言ったことがある
でもそれは女子1だけの悩みじゃなかった
私と隼人は仲が良く、休み時間もよく話していた
しかし、隼人はかっこよかったため周りの女子にモテていた
そんなある日
女子2
少しだけ話したことのある子だった
凛音
女子2
凛音
それから私は隼人と距離を置くようにした
女子2
女子2は私が少しでも隼人と喋るといつも文句を言いに来た
女子2
女子2
女子2
そして私の顔を叩いたり
腹を殴ったりした
挙句の果てにはLINEで
女子2
という言葉と一緒に集合写真の隼人の顔だけ撮った写真が送られてきた
こんなこと本当にあるだと思った
毎日毎日もう私には限界だった
友達に相談すると
友人1
や
友人2
と優しく声を掛けてくれた
女子2に嫌なことを言われているのは私だけじゃなかった
私と仲が良く隼人とも仲がいい女の子も嫌味を言われたり
舌打ちをされていたらしい
私はもう辛くて学校に行くのが苦痛になった
母に泣いて学校に行きたくないと言うと
母は休んでもなんの解決にもならない
と言った
私は強行突破で休み明日どうするかを考えていた
夜になると1件LINEが入った
隼人
隼人
凛音
凛音
隼人
隼人
隼人
凛音
隼人
隼人
凛音
隼人
隼人
隼人
凛音
隼人
すごく嬉しくて
心がすごく軽くなった気がした
それから何日かして隼人から再び連絡が入った
隼人
凛音
隼人
隼人
凛音
凛音
凛音
女子2はそれから少しの間1人でご飯を食べていた
心の中で少しだけ笑っている嫌な自分がいた
隼人とも普通に喋れるようになって
楽しい毎日を送っていた
でも、そんなのつかの間の幸せだった
女子1は私が男子と喋っているといつも私に悪口を言ってきた
女子1
女子1
女子1
そんなの気にしないと思っていたが
ある日。
いつものように女子1が私に言葉を投げつける
女子1
しかしその後に続くように聞こえた声に私は涙が出そうになった
隼人
まさかと思った
はやとの声だった
隼人はおちゃらけるように私の前まで来て
隼人
隼人
そう言う。
凛音
凛音
凛音
凛音
2人にとっては遊びかもしれない
このくらいって思ってるかもしれない
こんなことで傷つくわけないって
私はその日号泣した
目が腫れるなんて考えもせずに
その次の日から私は隼人と喋らくなった
隼人
普通に喋りかけてくる隼人にすごく腹が立った
それから私は人を好きになることが怖くなった
彼女達のせいと言ったら違うのかもしれない
だけど、男の子なんてと
喋ったら女の子が怖いからと
そう思ってしまって喋れなくなった。
男の子ちょっと喋るだけでも顔がすごく赤くなったり
手が震えたり
緊張して喋れなくなったり。
中学二年生に上がって私が学校に行きたくないと思った3人とクラスが離れた
本当にまるで地獄だったあの1年間を塗り替えるように楽しい
本当に楽しい1年間を過ごした
中学三年生になり
クラス替えの紙が配られた時
私は血の気が一気に引いて言った
私に暴言を吐いていたあの子
女子1
女子1
と言ってきたあの子
女子2
と言ってきたあの子
隼人
と言ってきた隼人
仲いい人を言ってくださいと先生に言われ言った10人全員と離され
私一人ぼっちの上に
地獄を見たあの3人が1緒だった
私の友達は
友人1
といって涙まで流してくれた
その時は大丈夫だよと笑ったが
私はまたあの地獄を見るのだろうか
私の何かが音を立てて崩れていく