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イイネ(`・ω・´)b
瑞希
類
瑞希
あの日、類と絶縁した。
もう二度と言葉を交わさないと誓った。
それで良かったはずなのに。
君がいない屋上は、寂しいなんて
中学生の頃に、戻ったみたいだった。
「……うるさいのも、悪くなかったかもな」
今日もボクは屋上で君を待つ。
あの日、君を止めた。
フェンスの外にいた君を、止めて、争って、
結果的には、絶縁って形に終わってしまったけれど。
僕は別に、それでも良かったと思っている。
……君にはどうしても、あっち側には行って欲しくなかったんだ。
僕が孤独を乗り越えられたのは、君がいたからなんだよ。
きっと君はそんなことは知らないけど。
今日も僕は、君が生きてることを願っている。
学校
屋上
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
2年生が終わる頃、ボクらは絶縁した。
きっかけは、些細なことだったんだけど。
類はそれに怒って、嫌いって言った。
それが嫌で、冷たくて、泣きそうになってしまって。
...もう、絶縁しよう
絶縁って言い出したのはボクなのに
なんで今、こんなに泣きそうな気持ちなんだろう。
瑞希
でも、もう戻れない
類と絶縁することを、約束してしまった。
……その訳も、分かんないけどさ
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
元の関係に戻ることなんてないか。
瑞希
瑞希
瑞希
嫌いなんて言ったの?
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
まだ、信じてる。
類が、ここに来ること。
類のこと嫌いって思ってるのに、
心のどこかでは絶縁なんかしなければよかったって思ってて
屋上にはもう来ないって決めたのに
心のどこかで待っていたいって言ってる。
この矛盾する気持ちは、なんなんだろう。
類の部屋
類
類
類
類
類母
類
類母
類母
類
類
類
類
類
僕は君に、あっち側に行って欲しく無かっただけなのに。
それなのに、悪い言い方をしてしまった。
「嫌い」なんて言わなければよかった。
そうしたら、未来は変わっていたのかもしれない。
類
生きて欲しい。
幸せになって欲しい。
きっとそのためには、この約束が必要なんだ……
絶縁という、約束が。
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