桜が風で舞い散る4月中旬
ある公園にこんな声が響いた
〇〇
光空(みく)
〇〇
光空(みく)
〇〇
〇〇
光空(みく)
〇〇
光空(みく)
そして、彼は次の日から公園に来なくなった。
その次の日も。その次の次の日も。
今考えれば引越しでもしたのだろうと思うが、当時の私には分からなかった。
毎日公園に行っては、彼と遊ぶのが当たり前になっていたから。
確かあの日は、泣きわめいた記憶が微かにある。
そんな私も今日から高校1年生。
鏡の前で一回転。
チェック柄のスカートをヒラヒラさせて。
リボンもしっかり整える。
光空(みく)
リュックを背負って綺麗なローファーに足を入れる。
光空(みく)
今日は一日中天気がいいみたい。
まさに、入学式日和。
今日から私の華のJK生活が始まる。
コメント
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(*´▽`*) 続きが気になります✨
(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)ォォォオオ 期待通り✨
(ノ `・∀・)ノ゙ オオオオォ♪゙(  ̄▽ ̄)スゲェェェ