テラーノベル
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あっきぃは、メンバーに内緒で、ある場所へ向かった。誰もいない、冷たい風が吹き抜けるビルの屋上
手元には、音声録音モードにしたスマートフォン
あっきぃ
録音ボタンを押す。声はいつもの配信のような高いトーンではなく、掠れた、今にも消えそうな、あっきぃの「本当の声」だった。
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃはフェンスに手をかけ、向こう側の虚空を見つめる。町の灯りが、まるで星屑のようにキラキラと輝いていた
あっきぃ
スマートフォンの録音を止め、メンバーのグループチャットにその音声を送信する。既読がつく前に、端末を優しく床に置いた
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃは、この数年で一番優しく、そして一番寂しい、本物の笑みを浮かべた。
一歩、踏み出す。風の音が、あっきぃの身体を包み込んで消えた
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カルルシャン
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#ご本人様には関係ありません
🐢ダチョウ🐢@るいか
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コメント
1件
あっきぃの「本当の声」、心臓がぎゅっと締め付けられるようでした……。無理して笑っていた声と、今にも消えそうな掠れた声のコントラストが、ここまでの物語のすべてを背負っているようで。最後の「バイバイ」があまりにも優しくて寂しくて、読み終えた後もずっと胸に残っています。どんな気持ちでこのシーンを書かれたのかな……。更新、待ってます。