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ほとけ

久しぶり、初兎ちゃん

声、

表情、

髪、

背丈

何を見ても、全てがいむくんだった。

はくはくと口が開き、

何も口に出せない。

それ程までには動揺していた。

初兎

…………ぁ……………

初兎

…………っ、ぇと、

初兎

い、むくん…………よな?

ほとけ

うん、そうだよ

ほとけ

久しぶりだね

ニコニコしながら、淡々と答えていた。

…………でも、笑っているのに、

笑っているのに、どこか____

ほとけ

皆は、元気?

初兎

…………

初兎

………おん、元気…………やと思う、

ほとけ

良かった

初兎

……………いむくん達は?

初兎

まろちゃんは…………

初兎

元気に、しとった?

ほとけ

…………元気だよ、

ほとけ

いふくんも相変わらずうるさいし

初兎

……………

あまりにも前と変わっていなかった。

ちっとも変わってなくて、それが逆に少し怖い。

初兎

…………2人いなくなってから、大変だったんよ

初兎

皆で皆のこと疑い合って、

ほとけ

おぉ

初兎

授業フル無視で計画練って、

ほとけ

何それめっちゃいいじゃん

初兎

校則破って、

ほとけ

やってるわw

初兎

外出届出さずに出発して…:……

ほとけ

やばww

ほとけ

めっちゃ楽しそう

ほとけ

…………僕もやりたかったなぁ、それ

初兎

せやろ?

初兎

…………楽しかったなぁ

ほとけ

初兎ちゃんが楽しいなら良かった

ほとけ

…………僕以外の友達と、笑えるようになって、良かった

初兎

友達おらんやつみたいやなそれ

ほとけ

実際そうだったじゃんw

初兎

まぁ…………否定はできひん

ほとけ

でしょ?

初兎

…………せやな、良かったわ、笑えるようになって、

初兎

楽しめて

ニコニコするいむくんから目を外し、

斜め下に目を向ける。

初兎

……………でも、な

初兎

きっと………2人もいた方が、楽しかった

ほとけ

…………

初兎

…………だから、いむくん

初兎

戻ってきてや

いむくんは依然として笑ったままだ。

だが、貼り付けた笑顔から少しだけ、

悲しそうな、そんな表情が覗いた。

ほとけ

…………

初兎

……………お願い

ほとけ

…………ごめんね

初兎

……………

初兎

何で…………、何で、ダメなん、?

ほとけ

……………、

初兎

いむくん、

ほとけ

…………前言ったのと、同じ

ほとけ

組織にいれば、戦争時の待遇が良くなるから

ほとけ

僕は、誰より優秀な戦績を残さなきゃならない

初兎

……………

初兎

…………なぁ、

ほとけ

ん?

嘘やろ?

初兎

…………そんな自分勝手な奴はきっと、

初兎

優しい笑顔…………なんか、せぇへんよ

教えて欲しい。

役目、

とか、

取り戻したい、

とかじゃなくて、

幼馴染として知りたい。

ほとけ

……………、

初兎

いむくんはそんな意味無いことせん

初兎

……………信じてるんや、

初兎

いむくんのこと

ほとけ

……………ごめんね、

ほとけ

帰って、初兎ちゃん

いむくんはそう言うと、

僕に向かって____

途轍もない“業火”を放ってきた。

とある魔法使い達

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