この作品はいかがでしたか?
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コメント
18件
ここで主様の前垢作品の斑訓練の時に青くんが水くんに向けて言った言葉に繋がるのか…と感激しました!そこからもう全体が決まっていて伏線を貼れるという技量が凄すぎる… 尊敬します!頑張ってください
Wow‼️まさかの水くんは水魔法が得意ではなくて炎魔法が得意だったんですね。赤くんと属性が一緒だぁ‼️なんかすべての話しにおいて僕が予想していたやつよりも斜め上の回答が多いから尊敬します。
更新ありがとうございます! 水くんは炎の魔法が得意だったなんてびっくりしました! 過去がついに明らかになるので楽しみです! 続き楽しみにしています!頑張って下さい!(๑•̀ㅂ•́)و✧
_____“業火”
初兎
いむくんの得意魔法は“水”。
炎は…………対局の魔法だった。
初兎
ほとけ
ほとけ
そして、いむくんは再度、僕に炎を放った。
初兎
ほとけ
…………水属性の人の身体は、炎への耐性があまりないらしい。
このように、
自身の得意魔法と対極の魔法は満足に使えないという話がある。
だが、
いむくんは。
ほとけ
炎を使っても尚、
何事も無いかのように。
涼しい顔をしていた。
_____そう、
僕は知っている。
いむくんの秘密を。
初兎
初兎
いむくんが肩をびくりと震わせた。
攻撃の手が一瞬止まる。
初兎
初兎
ほとけ
いむくんの動きがピタリと止まった。
指先が震えている。
これでもかというくらいに目は見開かれていた。
初兎
初兎
初兎
黙り俯き始めるいむくんに向け、僕は続けた。
初兎
初兎
ほとけ
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
いむくんが、魔法の杖を持つ手を力無くだらりと下げた。
ほとけ
初兎
初兎
初兎
ほとけ
喉が張り裂けるような割れた声で力いっぱい叫ぶ。
ノイズが混じったかのような、
悲鳴にも近いような声で。
ほとけ
ほとけ