美月
昔飼っていた犬のことを思い出していたらしい。
そこで出会った男に話しかけると、「俺は君のような人間を探していた」と言われて連れていかれる。
辿り着いた先は、どう見ても廃墟にしか見えない場所だった。
男はライカに「君はもうすぐ死ぬだろう。だが、死ねば別のものになる。そしてこの世界を変えることができるようになる」と告げる。
「どういうことだ!?」と聞くライカに対し、男が語る真実とは……
一方その頃、ヌーンは瓦礫の中で一人きりになっていた。
イーブルマインドに襲われながらも逃げ延び、なんとか安全な場所に辿り着くも仲間の姿はない。
途方に暮れていたところ、一人の少年と出会う。
少年の名はアーヴ。かつて火星にいた先住民の子孫だという彼はヌーンに言う。
「僕の父は火星人だったけど、母は地球人なんだ」
驚くヌーンだったが、やがて二人は友情を結ぶ。
そして二人が向かった先には、宇宙服を着た老人がいた。
「私はドクター。火星から来た者です」
ドクターの話によると、火星には人間が住める環境ではないらしく、仕方なくここへやってきたのだという。
「我々はこれからあることをする為に来ています。あなた方にも手伝ってもらいたいのです」
その言葉と共に現れる火星人の集団。
「我々と一緒に来て下さい」
断るも無理やり連れていかれるライカ達。
そこで出会ったのはガリル大佐だった。
一方その頃、他の仲間達はシェルターに避難していたものの、イーブルマインドに襲われていた。
それを救ったのはなんとライカの別人格であるはずの3人だった。
3人はそれぞれの個性を活かし、イーブルマインドを退けることに成功。
しかし、そこでもまた新たな敵
