すち
暇72
そう言って彼はりんご飴の屋台を指した。
みんなと一度解散した後、 俺らは屋台巡りへと足を運んだ。
段々人も増えてきた。
今んとこ、二つくらいしか行けてないが。
すち
そう言って財布から小銭を取り出す。
暇ちゃんはまだどこか美味しいものがあるのか、探していた。
すち
渡されるそれは、屋台の ライトで反射して光った。
美味しそう、
と、左にもったそれを 暇ちゃんへと差し出す
暇72
すち
暇72
カリッ、
と薄い飴の膜が割れる音がする。
なんか、どこか懐かしい味。
そう言ってそれを食む。
暇72
暇72
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
カリッ、
すち
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
すち
暇72
すち
暇72
そう言って暇ちゃんは りんご飴に齧り付く。
暇72
すち
思い出した、と思った瞬間。
りんごの赤味が、さらに増した気がした。
カリッ、カリッ、と音を立てて、
俺らはそれを食べる。
あの時は、俺もー…。
暇72
コメント
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続きたのしみです!
♡1000やっと来ました! 続き楽しみにしています!