私は運命なんて信じない
奇跡だって信じてない
そう考えてる平凡な私
でも私はそんな自分が好き
私は人を好きになったことがない
好きになることがない
なんでだろうね。
この平凡な人生が早く終了したらいいのに
N
…落ち着く
この教室誰も来なくて静かだから好きなんだよな…
N
…
N
ん、ん
あれ私寝てたんだ…
N
、?
H
やっと起きた
N
、、?
H
そんなキョトンとしないで笑
N
どちら様ですか
H
俺のこと知らないの?
N
はい、
H
3年Aのヒロ
N
どうも…
H
のあちゃんだよね
N
なんで名前を?
H
前から知ってるよ
N
そうなんですね
N
それで何故ここに?
H
ここ俺のお気に入りの場所なんだ、だからよくここ来てる
N
私もここ気にってます
N
…
H
静かでいいよね〜
N
はい
H
帰らなくていいの?
N
はいまだ、
N
あの、なんでそんな私に話しかけてくるんですか?
H
んー、前から話しかけてみたいと思ってたんだよね
N
そうなんですか
H
なんか…他の子とオーラ?というか違うんだよね
N
オーラって…
H
すっごい凛としてていいなって思ったんだよね
N
そうなんですね、私って凛としてますか…?
H
うん
H
すごく冷静で落ち着いてて
H
ほかの女の子にはない感じで
N
あ、ありがとうございます
♪♪♪♪♪♪♪♪
N
ダメだ、もっかい…
♪♪♪♪♪♪
N
指先から…
頑張って練習して今回こそ、
自分が納得出来る旋律を…
前の自分が出した音より綺麗な音を…
N
つかれた…
N
…
N
ここに来るといつも眠くなる…
H
あ、いた
N
…
N
あ…昨日の
N
お名前なんでしたっけ
H
ヒロだよ
H
名前くらい覚えてよ!笑
N
ごめんなさい、私記憶力が良くなくて…
H
別に無理して覚えてって言う訳では無いけど、
N
そう言われると覚えたくなります
H
やった笑
H
これから来た時話しかけていい?
N
寝てる時邪魔しなければ
H
やった♪のあちゃんのかわいい寝顔見て癒されとくね
N
か、カワイイ!?///
H
え、え急に照れてどうした?
N
て、照れてないです、
H
いや顔真っ赤
N
なってないです
H
意外と照れ屋なんだね
N
ちがいます
H
笑
N
な、な、なんかもう、か、か、帰ります!!///
H
可愛いなぁ笑
なんださっきの人…あんなことをいきなり、
N
急にあんなこと言うとか頭おかしいんですかね
N
…
N
私が可愛いわけないじゃないですか、
N
んん…また寝てた、
E
何回目笑
N
えとさんー、助けてくださいまた眠たくなりました
E
家でちゃんと寝てるの?笑
N
はい、めっちゃ昼寝とか良くします
E
すごいねー、わたしも寝てこの授業暇つぶしたいよ
N
一緒に寝ますか?
E
いや、わたしのあさんみたいに寝てもテストの点数取れないから勉強します
N
テストなんてどうでもいいんだよ
E
いいえ
あれ、何年生だろ…
3年
!!
H
ーー
N
3年だ…
なんだっけ、あの先輩
N
チロ、?
H
〜〜
H
…
H
!!
N
げ、目合った…
N
あ、思い出した
ひろ先輩か…
なんか…あの人に会いに来てるみたいで嫌だな…
N
帰r
H
よ、のあちゃん!
N
げ
H
なんだ!げって!
N
なんもないです…
H
帰ろうとしてた?
N
まあはい
H
なんで?
N
えーとえーと
H
?
N
眠いからです
H
?????
H
じゃあここで寝ればいいじゃん
H
俺と
N
えーそんn
N
え!!!?
H
ん?
N
さっきから何変なこと言ってるんですか…
H
なんで〜俺本気なのに
N
冗談やめてください…
H
じゃあのあちゃんが納得してくれるまでおかしなこと言い続けるよ
N
??
N
やめてください!!/
H
え〜
H
てか今日目あったのに無視したでしょ!
H
手振ったのに!
N
あそうなんですか?
H
そうだよー
H
じゃ早速今から俺と隣で寝よ♪
H
1回でいいから♪
N
…い、1回だけですからね
H
やった!
N
え!隣!?
H
顔伏せて寝ていいからさ
N
…
N
わかりました
H
おやすみ
ほんとに心臓に悪い…
私、のあこれから先輩に言い寄られる日々が続きます…