TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

pn

すぅ...すぅ...

tr

....。

保健室の先生

ありがとうtrくん。

tr

いえ、

sn

....。

保健室の先生

snくん、

sn

ビクッ

保健室の先生

ごめんね。

sn

ぃえ、

tr

保健室の先生

私を呼んでくれてありがとう。

sn

い、え、ぁの、

sn

せんせ、いは、ぼく、をしってる、し

sn

いつ、も、たすけ、てもら、ってるの、で、

sn

おれ、い、というか、

保健室の先生

私は当然のことをしているだけよ。

sn

それ、でも、ぼくは、

保健室の先生

ありがとう。

sn

保健室の先生

辛いのに、私に話しかけてくれて。

sn

....はい..、

tr

....。

保健室の先生

保健室の先生

何か、聞きたいことはあるかしら?

tr

っ、!?

保健室の先生

ふふっ、

tr

なん、でです?

保健室の先生

んー、勘かしらね〜

tr

....。

tr

....

tr

...pnは、

tr

何か"持ってます"か?

sn

っ....!?

保健室の先生

....それは、私の口からは言えない。

保健室の先生

プライバシーの侵害だもの。

保健室の先生

自分のことは自分で話さなくちゃ。

保健室の先生

そうしたら世界が変わることもある。

保健室の先生

どっちの方向に行くかは分からないけれど、

保健室の先生

それが人生。

tr

....。

sn

....。

保健室の先生

って言っても、私も自分のことを話すのは、

保健室の先生

苦手なのだけれどね。

保健室の先生

....。

保健室の先生

少し、

保健室の先生

....私も話してみようかしら。

tr

....えっ、?

sn

ぇ、

保健室の先生

ふふっ、

保健室の先生

私ね、実は、

保健室の先生

" 女の人 "が好きなの。

sn

tr

保健室の先生

ふふっ、なんと言ってもいいのよ。

保健室の先生

気持ち悪いなりなんなり言うといいわ。

sn

そ、んなこと、

tr

言うわけッ、!

保健室の先生

2人とも優しいのね。

保健室の先生

そんな人達が周りにいたらなぁ、

保健室の先生

今じゃジェンダーレスとか言っているけれど、

保健室の先生

昔は無くってね。

保健室の先生

素直に打ち明けることは出来なかったわ。

tr

(そうか、昔は男女婚が"当たり前")

tr

(それ以外の選択肢なんてものは)

tr

(なかったんだ、)

保健室の先生

打ち明けたら打ち明けたで家族はもう大騒ぎ。

保健室の先生

お父さんがちゃぶ台をひっくり返したり

保健室の先生

お母さんは怒鳴ってきたわ。

保健室の先生

それでも、

保健室の先生

....それでも、

保健室の先生

変えられないものってあると思うの。

sn

保健室の先生

友達にも打ち明けたわ。

tr

っ、

保健室の先生

気持ち悪いって言われたの。

tr

(先生...、)

sn

ぅ、ッ

保健室の先生

snくんそんな顔しないで。もう大丈夫なのよ。

sn

そ、れで、もッ

sn

辛い、のはっ、"本当"ですよね...ッ

保健室の先生

保健室の先生

....。

保健室の先生

そう、ね、辛かったわ。

保健室の先生

....

保健室の先生

あなた達も今辛い思いをしているだろうけれど、

保健室の先生

....。

後悔のないようにね。

sn

tr

っ...、

保健室の先生

私から言えるのはそれだけ。

保健室の先生

後は、自分自身と向き合って、決めてね。

pn

....ん、

pn

あ、ぇ、

保健室の先生

pnくん。おはよう。

pn

え、ぁ、

pn

お、おはようございます...。

pn

なんで僕はここ、に。

pn

....。

tr

pnは、

pn

あ、そうだ...倒れたんだっけ、

pn

ありがとう。

sn

....?

sn

僕らは何も、言ってないですよ...?

pn

pn

っ、

pn

ぼ、僕帰ります...。

pn

タッタッ!!

tr

pn!!

tr

タッタッ!!

sn

ぁ、trさっ、

保健室の先生

snくん。

sn

ビクッ

sn

な、んで、すか。

保健室の先生

....いいえ。

保健室の先生

ありがとうと言いたかったの。

sn

ですか、ら、

保健室の先生

違うの。

保健室の先生

私の事...を呼びに来てくれて本当に嬉しかった。

保健室の先生

担任の先生じゃなくて

保健室の先生

『私』を呼んでくれたから。

sn

sn

それ、は、

sn

先生、はッ、違うのでッ...!

sn

緊張はします、けど、

sn

"あの人"とは違うって、分かってるので...ッ!

保健室の先生

sn

で、は、僕も、失礼し、ます...!

sn

タッタッ!!

保健室の先生

....。

"あの人"ね、

保健室の先生

頑張れ。

少年達

モノクロの世界に色彩を

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

218

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚