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目を覚ます
風が気持ちよく いい目覚めだった
辺りを見回すと
広い庭が見えた
たくさんの緑と池
僕は畳の部屋の布団で寝ていた
さっきまで僕は何をしていたのだろう
思い出そうとするとモヤがかかって思い出すことが出来ない
ギシ…ギシ
廊下から誰かが歩いてくる音が聞こえた
ギシ……
歩く音が止まった
音のなった方を向くと
蓮
白い狐の仮面を被った男が立っていた
雪のように真っ白な短い髪 紅白の着物を着ていた 声は少し低く 高校生くらいの歳だろう 白い2本のしっぽ… あれ…この人どこかで…
勝樹
蓮
勝樹
蓮
勝樹
蓮
勝樹
蓮
勝樹
蓮
渡されたのは 白と緑の着物だった
勝樹
蓮
ギシギシ
どんどん奥に歩いていく
広い玄関で靴を履き 外に出る
勝樹
懐かしい… ここに一度来たことがある そんな気がした 後ろを振り向くと 緑に囲まれている古いお寺があった
勝樹
美咲
勝樹
声のするほうを向くと 黒髪の長い女の子が立っていた 顔が整っていて あれ…この子どこかで…
美咲
美咲
勝樹
蓮
勝樹
蓮
勝樹
蓮
勝樹