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狐寺と僕 (こんでらとぼく)

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狐寺と僕 (こんでらとぼく)

1 - 狐寺と僕 (こんでらとぼく)

♥

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2020年01月22日

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目を覚ます

風が気持ちよく いい目覚めだった

辺りを見回すと

広い庭が見えた

たくさんの緑と池

僕は畳の部屋の布団で寝ていた

さっきまで僕は何をしていたのだろう

思い出そうとするとモヤがかかって思い出すことが出来ない

ギシ…ギシ

廊下から誰かが歩いてくる音が聞こえた

ギシ……

歩く音が止まった

音のなった方を向くと

目を覚ましたか

白い狐の仮面を被った男が立っていた

雪のように真っ白な短い髪 紅白の着物を着ていた 声は少し低く 高校生くらいの歳だろう 白い2本のしっぽ… あれ…この人どこかで…

勝樹

ここは…

ここは、私の家だ

勝樹

家?どうして僕ここに…

お前は選ばれたのだ

勝樹

選ばれる?

この森を守る神となるのだ

勝樹

神…

そのためにまず、修行だ

勝樹

修行?

これに着替えろ

渡されたのは 白と緑の着物だった

勝樹

着方ってこれであってるのかな?

着替えれたか?よし、着いてこい

ギシギシ

どんどん奥に歩いていく

広い玄関で靴を履き 外に出る

勝樹

ここは…お寺だったのか

懐かしい… ここに一度来たことがある そんな気がした 後ろを振り向くと 緑に囲まれている古いお寺があった

勝樹

このお寺…

美咲

おはようございます。
おきたのですね勝樹様

勝樹

あなたは?

声のするほうを向くと 黒髪の長い女の子が立っていた 顔が整っていて あれ…この子どこかで…

美咲

私は美咲と申します。

美咲

蓮の妹です

勝樹

蓮?

私のことだ

勝樹

そうなんだ…どうして蓮は狐の仮面を被ってるの?

・・私は妖だ。この仮面は小さい時から被っている。

勝樹

そうなんだ。………妖!?

そうだ 勝樹。そろそろ行くぞ

勝樹

あ、うん!
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