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ヨワキラーによって近くの森まで飛ばされた二人は
気絶しているところを通行人に発見された
そして病院で目を覚ました時には
『殺ミックが命懸けでヨワキラーを討伐した』
という嘘の報せが王国中に広まっていた
実際街を荒らしていた手下たちは消え
ヨワキラーの祟りとやらで枯れていた草木も蘇り
悪天候だった空も久しぶりに晴れ渡っており
青空の下、殺ミックの凱旋パレードが行われることとなった
ありがとう殺ミック!万歳殺ミック!
──だが当の本人たちは浮かない顔つきだった
純粋ナイト
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
スタスタ
純粋ナイト
その言葉に斬代は一瞬背中をぴくりと反応させたが
振り返ることはなく行ってしまった
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
ナイトは一瞬にして目の輝きを取り戻し
王国の城に向かって全速力で走り出した
心肺斬代
祖父・心肺守(まもる)の家に帰省した斬代は
部屋に入るなり畳に仰向けに倒れた
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺守
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺斬代
渋々起き上がり、一口かじると
心肺斬代
斬代は顔をしかめて黙り込んだ
心肺守
心肺守
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
斬代は顔をしかめたま、重たい口を開いた
心肺斬代
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
斬代が着物を脱ぎ出そうとすると
守は止めるように優しく微笑む
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
守の優しい瞳が耐えられず
斬代はふいと目を背けた
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺守
心肺斬代
心肺守
心肺守
心肺守
心肺守
その言葉に斬代はハッと顔を上げ
真剣な瞳で頷いた
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺守
心肺守
心肺斬代
斬代は腰の刀に手を添えると
フッと口角を上げ、すくりと立ち上がった
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺守
心肺斬代
心肺守
心肺斬代
心肺斬代
バタン
心肺守
心肺守
心肺守
机に置かれた札束もそのままに
守はテレビをつける
途端に流れ出す凱旋パレードのニュースは
今も尚国民を賑わせている
だが殺ミックの二人にとってそれは
既に過去のものとなっていた
その頃、ヨワキラーは部屋の隅で毛布を被り
すみっ○ぐらしのように縮こまっていた
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
手下達
手下達
手で首を絞めようとするヨワキラーを止めようと
背後で手下の動物達が必死に騒ぎ立てる
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラー
手下達
手下たちは絶句し
今のヨワキラーには何を言っても無駄だと悟った
そしてヨワキラーの為に仇を討とうと
一斉に王国の方へ向かった
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラーは再び首に手をかける
だが体に力が入らず
バタリと横になるしかなかった
ヨワキラー
ヨワキラー
視界の隅に入ってくる
ナイトが床に落としていったカンパンは
パサパサに乾ききっていて食べられそうもない
ヨワキラー
ヨワキラー
ヨワキラーは一人涙を流し
そのまま深い眠りについた
一方、ナイトは一人で女王陛下の元を訪ねていた
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
女王陛下
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
バンッ
ナイトは勢いよく机を叩く
机にはヒビが入り
ナイトの手も真っ赤に染まった
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
手をブンブン振るナイトに
女王陛下
女王は呆れたように舌打ちをする
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
女王陛下
女王陛下
女王陛下
女王陛下
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
女王陛下
女王陛下
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
ナイトは深々と頭を下げる
女王陛下
それでも女王が渋っていると
バンッ
勢いよく扉を開け放って入ってきた斬代が
ナイトに並んで頭を下げた
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
心肺斬代
女王陛下
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
純粋ナイト
女王陛下
心肺斬代
心肺斬代
純粋ナイト
二人は顔を見合わせてニッと笑うと
女王にくるりと背を向けた
純粋ナイト
女王陛下
心肺斬代
女王陛下
女王はぎゅっと目を瞑る
女王陛下
心肺斬代
女王陛下
純粋ナイト
女王陛下
純粋ナイト
純粋ナイト
心肺斬代
心肺斬代
二人は仲良くギャルピースをしながら
元気よく外に飛び出したのだった
つづく