クビチェク
(⁻◎ω◎⁻)「ボクの調べによるとね。 彼女はダンスが好きらしいよ」

アドルフ
彡;(゚)(゚)「ダ、ダンス…!?」

クビチェク
(´・ω・`)「これを気にやってみたら?」

クビチェク
(`・ω・´)「 上流階級の人間にとってダンスは必修科目だよ」

アドルフ
彡;(゚)(゚)「いやや!ダンスなんて無意味で無価値で…とにかく駄目や!」

アドルフ
彡;(゚)(゚)「想像してみいや!音楽のないダンスを!」

アドルフ
彡(゚)(゚)「あいつらは気が狂ってるってわかるやろ! 」

クビチェク
〝パンを得るための仕事〟
といいアドルフの着眼点、発想、言葉のチョイスには驚かされる

クビチェク
〝音楽のないダンスは気が狂っている〟
なんてボクにはとうてい思いつけない

(`-ω-´) 彡(-)(-).。oO(No Dance! Fuck You Dance!! Go to Dance In Hell!!!)
と、ボクが感心しているそばで
クビチェク
アドルフはダンスをやらなくてすむ理由をずっと考えている
アイディアマンの彼でもこの問題には手を焼いていた

クビチェク
アドルフ、いつもさんざんボクをからかってきたよね
だから今回はボクの番だ

クビチェク
(´・ω・`)「そんなこといっても仕方ないよ…」

クビチェク
(´・ω・`)「なによりステファニー本人がダンスを好きなんだよ」

クビチェク
(`・ω・´)「やるしかないよ ほらこうやって彼女を誘うのさ」

‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››~♪「シャルウィーダァアンスってね」
アドルフ
彡(゚)(゚)……

クビチェク
( ; ›ω‹ )ドキドキ!

アドルフ
彡(●)(●)「あああ~!駄目や駄目や!断じて駄目や!!」

クビチェク
(。゚ω゚)!!

アドルフ
彡(゚)(゚)「彼女は周囲に付き合わされて無理やり踊らされてるだけや!」

アドルフ
彡(-)(-)「彼女は洗脳されとるんや…」

アドルフ
彡(•)(•)「許さんぞ 脳なしの士官どもめ…!」

アドルフ
彡(●)(●)「彼女と結婚したらダンスなんてやらんですむようにしたる!」

クビチェク
(;´・ω・` ) .。oO(やばっ、少しやりすぎたかな)

クビチェク
アドルフは壊れたレディオのように

彡(●)(●)「ダンスはダメや。ダンスはダメや」と呟いている
クビチェク
(´^ω^`) .。oO(まあでも、一晩たてばおちつくよね)

クビチェク
( ;´-ω-` ) .。oO(ダメだった…)
それからもアドルフの頭の中は

ヾ( ˙꒳ ˙ヽ)ダンス♩(ง ›ω‹ )วダンス♪⸜( ˙꒳ ˙ )⸝ダンス♫だった
クビチェク
家でもずっとそうらしく、クララおばさんも心配して相談してきた

クララ
(*^◯^*;)「アドルフが毎晩ピアノでワルツを弾きながらドタバタと五月蝿くて!」

クララ
(*^◯^*)「クビチェク君 なんとかならない」

クビチェク
(´・ω・`)「しばらくほっときましょう」
