パーティ開くの久しぶりかもな
それくらいの軽い思いで、ステージに立つ
今までとほとんど変わらない演説をし、ステージを降りる
そこで気づいた
"おらふくんがいない"
ぼんさんと一緒に入っていくのは見た
どこを探してもいなかった
おんりー
MEN
MENの話によると、
倒れたおらふくんを、ぼんさんが部屋まで運んだらしい
それで、今はドズルさんが治療してくれている、とのこと
おんりー
おんりー
MEN
おんりー
それだけ言い残して、会場を後にした
おんりー
城の中を走り、少し遠いおらふくんの部屋までついた
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
腕に点滴が打ってあるおらふくんに近寄る
顔が少し青い
辛そう…………
俺がおらふくんを拾った日よりも____
おらふくんと出会ったのは、本当にたまたまだった
夜行性の俺は、夜に町を歩いていた
猫の鳴き声がする方へと行った
向かった先には、彼が倒れていた
その時はフードを被っていたし、目も閉じていたから表情は分からなかった
ただの体調の悪い住民の可能性もあったので、とりあえず話しかけた
おんりー
おらふくん
震えた声でそう言われた
何か事情があるのだろうと思い、おらふくんを抱えて城に戻った
城に戻ったら、いつもの3人に事情を聞かれた
"部屋用意して"とだけ伝えて、医務室に運んだ
医療の専門家でもらあるドズルさんに治療してもらった後に、こういわれた
ドズル
ドズル
ドズル
やっぱり、そうなんだ
虐待かなにか受けていたんだろうな
ドズル
おんりー
あの時、2日は起きなかったから、相当疲れてたんだろうな
そう思い出しながら、おらふくんの隣に寝転がる
おんりー
おんりー
おらふくんを優しく抱きしめて、眠りに落ちた
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
3件
この作品好きです!続きが楽しみ😊