恭平side
それからと言うもの、俺は毎日 ののの病室に行く。
仕事の関係で行けない時は全力で ののに謝る。
「いいよいいよ。笑」と微笑む君の顔が楽しみでもある。(笑)
今日も、君の元へ行く。
ガラガラ
inのの病室
恭平
恭平
おかしい。
なんで居ないんやろ??
少し考えてるうちにののが来た。
恭平
乃々華
恭平
乃々華
恭平
乃々華
恭平
乃々華
恭平
恭平
乃々華
この時、なんの「ありがとう」なのか その時の僕はまだ知らない。
1時間くらいののと他愛のない話を して、家に帰る。
母
恭平
母
母
母
現在10:40
病院までの距離が遠いから時間が こんなにかかっちゃってる訳で
本当はこんな遅くまで会っていない。
恭平
恭平
恭平
母
母
母
母
母さんなりの気遣いだろう。
でも何故かむしゃくしゃしていた俺は 母親に強く当たってしまった。
恭平
適当に流し、2階にある自分の部屋に 向かう。
ふと、今日ののが言っていた言葉を 思い出す。
恭平
「死」は、ののが1番怖い。
そんなのわかってる。
でも…
俺は大好きな人を失ったら 何を目的にして生きてけばいいんだろ
恭平
そう呟いた。その途端に俺は 夢の中へ。
ん?ここ…どこ?
恭平
乃々華
なんでそんなに辛そうな顔してるの?
なんで悲しそうな顔してるの?
乃々華
ピーー
嫌な機械音が部屋に響き渡る。
恭平
夢か……
気づいたら目元に涙があった。
恭平
〖正夢にならないで〗という願いは 届かなかったなんて
今の僕は知る由もない。
コメント
7件
ガチで泣いたんだけど、😭 ほんとに神作すぎる!
え…乃々華ちゃん死んじゃったの…😭