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僕の初恋はいつの間にか終わっていた。
分かってたんだ。あの子とは釣り合わない事くらい。
もう、忘れなきゃ。
始まりは屋上でだった。
透真
透真
そこには楽しげに話している優希と綾ちゃんがいた。
透真
透真
来た道を引き返そうとした時、
優希
優希
透真
僕の初恋の相手、綾ちゃんが告白される現場を見た。
綾ちゃんの返事なんか聞かずに急いで階段を駆け下りた。
透真
ショックだった。
透真
絶対、綾ちゃんは優希と付き合うに決まってる。
だってアイツは学校一モテてる奴だから。
僕の初恋はあっけなかった。
それから綾ちゃんとは話さなくなった
綾ちゃん視点
優希
綾
驚いた。
まさか、あの優希くんが告白してくるなんて。
でも……
綾
綾
優希
綾
綾
優希
優希
綾
そのまま、私は階段を下りた。
初めて告白されたから驚いた。
でも、私には本当に好きな人がいるから……
ごめんなさい。
綾
その日から好きな子は 話しかけてくれなくなった。
透真視点に戻る
あれから何年経っただろうか。
仕事に追われる日々を過ごしていてもあの子の事は忘れられない。
最後に、告白だけでもしておけばよかった。
?
透真
僕は声のした方に顔を向けた。
透真
綾
綾
透真
透真
綾
その後しばらく無言の状態が続く。
そして、その状態を打破しようとした二人は……
あづっち
あづっち
あづっち
あづっち
あづっち
あづっち