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お母さんの話聞いてめっちゃ涙出てくるんだけど😭
プロローグはこの物語の詳細欄?あらすじ?のところを見ていただければ分かると思います。
ピピピピ ピピピピ
さとみ
いつもと変わらない、いつも通りの朝
今日もいつも通り学校に行く。
いつも通りの時間
でも今日はちょっと違う
いつもだったらこの時間に行くと ころんとここで会うのに
今日はいない
寝坊でもしたのかな
ころんらしいなと思い、口元が緩むのが分かった
ホームルームまでに間に合うといいな
もうすぐホームルームが始まるという時間になってもころんは来ない
今日は休みなのかな、?
そう思えば思うほどころんに会いたくなる
ガラガラガラ
先生が教室に入ってきた。
いつもはにこやかで楽しそうな表情なのに今日はなんだか悲しそう
なにかあったのかな
先生
先生
先生
先生
さとみ
一瞬何を言っているのか分からなかった
いや、今も分からない
頭の中がずっと混乱している
何も考えれない
教室全体がざわざわし始めた
さとみ
先生
嘘、嘘だ。
昨日はあんなに楽しそうにしてたのに
あんなに笑い合っていたのに
さとみ
ガラガラ
先生
俺は教室を飛び出していた
信じられない
ころんが死んだ、?
とりあえず、ころんの家にッ
ピンポーン
懐かしい音が鳴り響く
ころんの家のインターホンなんか滅多に押すことはなかった
いつもならそのまま入ってころんの部屋にお邪魔してたとこ
こんなにかしこまったのはいつぶりだろう
ころん母
ころん母
さとみ
ほんとに死んだんですか?
なんてお母さんを前にして聞けるはずない
数秒間の沈黙が流れる
先に沈黙を破ったのはお母さんだった
ころん母
ころん母
さとみ
ころん母
ころん母
ころん母
ころん母
ころん母
さとみ
俺はお母さんからの言葉を聞いた瞬間涙が溢れ出た。
ころんはそんなこと滅多に言ってくれなかったから、
ころんの気持ちを聞けて嬉しかった、
さとみ
ころん母
さとみ
なんて、叶うはずのないことを言ってしまう
まだ、本当に現実で起きたことだと信じきれてないんだと思う
今日は疲れたからもう寝ることにした
ころん、大好きだったよ。