零
零
恵が無言って…
つまり???
ストーカーって言うことなの?
嘘って言って
ねぇ、嘘だって言ってよ
恵。
嘘って言ってよ
零
伏黒 恵
伏黒 恵
恵は私に近付き
頭をぽんっとした。
優しい手つき
そのあと恵は何処かに行った
私は立ち尽くしていた。
…ほんとに、恵はストーカー行為をしてないのかな
あの無言はなんだったのか
俺の前でおどおどしている
可愛い
伏黒 恵
伏黒 恵
零に近づき
頭をぽんっとした
そして零の横を通り過ぎた
零から離れてから
一人で
伏黒 恵
零
目元を抑え
零
そう言えばと思い
周りを見る
零
何処に行ったんだ
私の中に戻った?
私が戻ったから消えたのか
私が″五条 零″になったからか
零
寂しい
零
寂しい?
なにが?
なんで?
なんで私が寂しいなんて…
可笑しい
どうしちゃったんだろう
私
情でも移ってしまったのか
私らしくない
まるで翡翠が望む私みたい
オカシイや
私
私は私らしく生きたいのに
翡翠が望んでも私が望まない
零
私の中に居るのか
居ないのか
何処
何処
何処
何処なの
ひーちゃん…
コメント
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……なんだか暗くなりすぎてきたな ひーちゃん……