3年前──
俺がまだ中1の時だった
父
S 💗
父に呼び出され、困惑していた
父
S 💗
衝撃の発言に驚いた
S 💗
父
父
S 💗
子供ながらも浮気がどんなものか理解していた
父
父
S 💗
父
父はまだ俺に隠し事をしていた
S 💗
父と母は昔から仲が悪かった
毎日喧嘩ばかりだった
この日が来ることは知っていた
覚悟はしていた
でも
覚悟が甘かった
S 💗
S 💗
俺は父に黙って
母の故郷に来た
S 💗
綺麗な海に目を奪われた
しかし海岸沿いで人影を見つけた
S 💗
俺は興味本位で近づいた
彼は泣きながら自殺をしようとしていた
S 💗
子供だったから焦っていたけど
焦りも隠して、彼に言った
S 💗
???
太陽の眩しさで
彼の姿ははっきり見えなかったが
小さな体に綺麗な肌だった
S 💗
???
S 💗
俺はそう言ってその場を去った
俺は母の実家を尋ねた
母
S 💗
母さんは俺の顔を見て真っ青になった
母
母
母さんは僕に怒鳴った
この時察した
あぁ、俺は求められてないんだ
俺は母を連れずに一人で帰った
父
帰宅後も父に罵声と暴力をされ
俺は死にたくなった
S 💗
父
父
父
S 💗
父は子供を捨てた
いや、両親が、か
そして翌日
父がいなくて
広く感じる家に
満面の笑みのななが来た
N 💜
ななは笑顔で話しかけてきた
S 💗
N 💜
S 💗
S 💗
あの日から3年
ななはこんなに大きくなった
あの時...
自殺しようとしてた人...
S 💗
俺は小声で呟いた
N 💜
S 💗
N 💜
S 💗
N 💜
2人で帰ってる途中
ななが急に言った
S 💗
N 💜
S 💗
S 💗
S 💗
N 💜
N 💜
ななは切なそうに言った
S 💗
N 💜
N 💜
すぐにいつも通りの笑顔を見せた
S 💗
ポンポンッ──
N 💜
S 💗
N 💜
N 💜
ななはそう言って
俺の手から離れて行った
S 💗
N 💜
ななは制服のままソファに寝転んだ
S 💗
N 💜
そう言っていつもななは眠りにつく
S 💗
S 💗
N 💜
S 💗
N 💜
S 💗
N 💜
N 💜
N 💜
S 💗
ななは涙目で聞いてきた
N 💜
S 💗
ギュッ──
俺は無心でななを抱きしめた
S 💗
N 💜
N 💜
N 💜
S 💗
N 💜
N 💜
ななはテンションを変えて聞いてきた
俺はななの質問に頭を抱えた
N 💜
S 💗
N 💜
そして、知らず知らずのうちに
口を開いていた
S 💗
S 💗
N 💜
S 💗
S 💗
N 💜
俺がそう言うとななは顔を暗くした
N 💜
S 💗
N 💜
N 💜
N 💜
ななは恐る恐る聞いてきた
S 💗
S 💗
S 💗
S 💗
俺はななに怒鳴られて家を飛び出した
怒鳴られた訳も俺が悪いんだけど...
S 💗
N 💜
N 💜
N 💜
S 💗
俺はななの正論に耳を塞ぐ
このまま正論を聞き続けると
きっと俺は...
S 💗
N 💜
N 💜
ななは俺に怒鳴った
S 💗
N 💜
S 💗
S 💗
確かの莉犬には申し訳ない
でも
それでも俺は
ころんのあの笑顔に
心を奪われてしまったんだ
S 💗
ぶー ぶー ッッ ──
S 💗
C 💙
たった一言だった
俺は事情を聞くべく粘った
S 💗
S 💗
C 💙
C 💙
S 💗
明るくされている文面にも
きっと裏があるのだろう
S 💗
C 💙
C 💙
S 💗
S 💗
C 💙
C 💙
S 💗
C 💙
文面でも伝わってくる嬉しさ
その事実がまた可愛かった
数分後──
ガサガサッ──
後ろから足音が近づく
俺はゆっくり振り返った
???
S 💗
コメント
11件
今思ったけどるぅと君1話しか出てくないwww
ブクマ失礼します