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遠井さん

ねぇ...

S 💗

えッ...

S 💗

遠井さん...

遠井さん

さとみはッ...

遠井さん

彼女、いるんじゃないの?

彼女は目に涙を貯めていた

S 💗

いるッ...けど、?

遠井さん

じゃあ...

遠井さん

じゃあなんでッ...

遠井さん

なんであの時ッ...

遠井さん

彼女よりころんを優先したのッ?!

遠井さんは怒り狂っていた

S 💗

それは...

俺は俯いた

2度も彼女のことで叱られる

俺は顔を上げた

S 💗

友達と話したかったから

S 💗

あの時は

遠井さん

ッッ...

遠井さん

彼女が心配するって思わないの?!

S 💗

そうだったとしても

S 💗

そんなことで怒る人じゃないから

S 💗

俺はよくわかってる

俺はまっすぐ答えた

ちゃんと信じてるから

自分のこと

莉犬のこと

ころんのこと

S 💗

ちゃんと信じてるよ...(ニコッ

遠井さん

ッ...

遠井さん

ばか...

彼女は涙した

白い肌にゆっくりと涙が零れる

S 💗

(綺麗だな...)

俺は単純だ

何に対しても綺麗と思ってしまう

S 💗

ほんとに、俺は単純だよ...(ボソッ

僕が家に帰っている途中

彼女の姿を見つけた

ᖇ 💛

ッ...!

ᖇ 💛

(今朝の子ッ...)

僕は彼女に見とれていた

ᖇ 💛

...

C 💙

...!

C 💙

ニコッ

彼女も僕に気づいてくれた

C 💙

け、今朝はありがとう!

C 💙

名前、聞いてなかった...!

彼女は僕に聞いてきた

ᖇ 💛

る、るぅとです...!

ᖇ 💛

1-D組です...

C 💙

隣だったんだね!

C 💙

僕はころん!

C 💙

よろしくねッ...

ᖇ 💛

よろしくッ...です...

君は直ぐに僕の心に入ってきた

柔らかい笑顔にやられた

好きに、なってしまった

ᖇ 💛

(あぁ、どうしよう...//)

C 💙

よ、良かったら...

C 💙

連絡先、交換しませんか...?

彼女は頬を赤くした

そしてスマホを握る手は微かに震えていた

C 💙

な、なんてねッ!

C 💙

いきなり言われても困るよね!

C 💙

ごめんなさい...

彼女は恥ずかしそうに言った

ᖇ 💛

────...

C 💙

...え?

ᖇ 💛

僕はッ...

ᖇ 💛

朝から交換したいなって思ってました

僕は彼女の目を見て言った

C 💙

ッ...!//

ᖇ 💛

って...あぁ、ごめんなさい//

僕が恥ずかしがっていると

彼女は優しく微笑んだ

C 💙

それ、すっごく嬉しい!(ニコッ

ᖇ 💛

キュンッ...//

ᖇ 💛

(好きだな...その笑顔...)

僕は彼女の顔に見惚れた

瞬きも忘れるくらい眺めていた

C 💙

ど、どうしたの?

ᖇ 💛

...

C 💙

るぅとくん?

彼女は僕の顔を覗き込んで聞いてきた

ᖇ 💛

わゎッ...

ᖇ 💛

ごめんなさいッ...//

僕の反応見て彼女はさらに言う

C 💙

そんな反応するんだ...

C 💙

可愛い、ね...

ᖇ 💛

えッ...//

C 💙

あぁ!今のなし!///

彼女は恥ずかしそうに笑った

そして2人目を合わせ

同時に吹き出した

ᖇ 💛

あははッ...w

C 💙

あはははッ

C 💙

引き止めちゃってごめんね!

C 💙

連絡する!

C 💙

また明日!

彼女は淡々と話 回れ右をした

ᖇ 💛

ま、待って!

僕は彼女の背中に話し始めた

ᖇ 💛

ころちゃんとの時間...

ᖇ 💛

すごく楽しかった!

ᖇ 💛

連絡、僕からも沢山します!

C 💙

ッ!

僕の言葉に驚いた彼女はぽかんとする

でも直ぐに口角を上げ笑顔を見せた

C 💙

嬉しい!

C 💙

ありがとう!

ᖇ 💛

じゃ、あ...

ᖇ 💛

また明日

C 💙

うん、ばいばい

タッタッタッ──

彼女との時間は楽しかった

彼女を帰らせたことを

惜しむ気持ちがあった

ᖇ 💛

(次はいつ話せるかな...)

僕が不安でスマホを握りしめた時だった

ブーブーッ──

ᖇ 💛

...え

C 💙

るぅとくん!😁

C 💙

さっきはありがとう💓

C 💙

るぅとくんと話してる時間
すごく楽しかった😂

ᖇ 💛

ほんと?

ᖇ 💛

よかった!

C 💙

学校でも話しかけてね!

ᖇ 💛

うん!

C 💙

手紙くんから返信来てるかな...

僕は帰り道浜辺を通った

いつもの桃色の紙を探して...

スタスタスタッ──

僕は桃色の紙を見つけた

C 💙

見つけた...(ニコッ

その紙を見ると自然に笑顔になる

手紙くん...

会いたいな...

そんなことを考えながら手紙を開く

C 💙

...

『好きな人ができた』

C 💙

ッッ...

手紙の内容は予想外のもので

あの声すら出なかった

C 💙

ズキズキッ...

C 💙

(胸が痛い...)

その紙を見て無性に胸が痛くなった

C 💙

どうしちゃったんだろ...

C 💙

...

手紙くんには会ったことない

姿すら直視してない

それなのに

何勝手に勘違いしてるんだろう...

C 💙

はぁ...

こんな気持ちがバカバカしくおもえた

C 💙

...ジワッ

僕はその場でしゃがみこんだ

そして声を殺して泣いた

C 💙

ポロポロッ...

タッタッタッ──

すると近くに通りかかった人が声をかけてくれた

大丈夫?

どこか痛いの...?

C 💙

ッ...フルフル

そっか...

ちょっと場所移動しよ?

その人は優しい声で僕を誘った

その声に誘惑されて

僕は足が動いた

公 園

落ち着いた?

大丈夫?

彼女は自分からは何も聞かなかった

C 💙

うんッ...大丈夫

C 💙

ごめんね

ううん!

困った時はお互い様でしょ?

彼女は優しく微笑んだ

N 💜

そうだ!名前教えて?

C 💙

僕はころん…

私はななもり。

N 💜

気軽にななって呼んで!

その一言で呆気にとられた

聞いたことのある名前

誰かの大切な人の名前

頭の中で記憶が混じった

C 💙

なな...?

N 💜

ん?

N 💜

どうかした?

C 💙

ななって...

C 💙

もしかして...

『ジェルくんの───』

僕は言いかけてやめた

C 💙

ううん

C 💙

なんでもない (ニコッ

N 💜

...

僕は笑って見せたが

彼女は俯いた

C 💙

...どうしたの?

N 💜

もしかして...

N 💜

ジェルくんのことッ...知ってるの?

ななは悲しそうに聞いてきた

C 💙

(彼女だから...そういうこと心配なんだ...)

僕はほんの軽い気持ちでそう思った

C 💙

同じクラスなだけだよ!

C 💙

安心して (ニコッ

N 💜

ジェルくん...

N 💜

何も言ってなかった...?

C 💙

あ~...

C 💙

ななのことはッ...少しだけ...

N 💜

えッ...

ななの顔が真っ青になった

N 💜

知らないって言ってたの...

N 💜

嘘だったんだ...

ななはそっと呟く

僕は状況が読めないまま

ななに聞いた

C 💙

ななって

『ジェルくんの彼女でしょ?』

N 💜

...え?

ななは困った顔を僕にみせた

♂恋の仕方は自由でしょ?♀︎【完結】

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1,751

コメント

3

ユーザー

遠井どうしたん、貧乳キャラだったのに

ユーザー

続 き ♡ 2 5 0 0 ~ ぷ ろ ふ 確 認 お 願 い し ま す 😿

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