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コメント
10件
むむむ...凄い以外言うことがない...どうしよう(IQ低下)
全員におすすめします 本家の曲聴きながら呼んでください!!!! 神です(?)!!!!
最近開けてなくてコメント出来なかった、、 いつみても 上手すぎる ... ✨
碧
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いていた
夏が始まったばかりというのに…
君はひどく震えていた
そんな話で始まる
あの夏の記憶だ
碧
アイツ
アイツ
碧
碧
ボンッ
アイツ
ゴキッ
碧
キャー!!
碧
碧
そんな君に俺は言った
イザナ
財布を持って
ナイフを持って
携帯ゲームもカバンに詰めて
いらないものは..
全部壊していこう
あの写真も
あの日記も
今となっちゃもういらないさ
人殺しとダメ人間の「 君 と 俺 」の旅だ
そして俺らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
家族もクラスの奴らも
何もかも全部捨てて君と2人で
遠い遠い誰もいない場所で2人で死のう
もうこの世界に価値などねぇよ
人殺しなんてそこら中湧いてるじゃん
イザナ
イザナ
碧
黒川カレン
黒川カレン
黒川カレン
イザナ
イザナ
エマ
エマ
イザナ
エマ
エマ
イザナ
結局俺らは誰にも愛されたことなどなかったんだ
そんな嫌な共通点で
俺らは簡単に信じあってきた
君の手を握った時
微かな震えも既に無くなっていて
誰にも縛られなくて二人で線路の上を歩いた
イザナ
碧
金を盗んで
ダッダッダッ
ダッダッダッ
二人で逃げて
どこへでも行ける気がしたんだ
今更怖いものなんて俺らには何もなかったんだ
額の汗も
落ちたメガネも
イザナ
「 あ ぶ れ 者 の 小 さ な 逃 避 行 の 旅 だ 」
いつか夢見た優しくて
誰にも好かれる主人公なら
汚くなった俺たちも見捨てずに
ちゃんと救ってくれるかな?
「 そんな夢なら捨てたよ 」
「 だって現実を見ろよ 」
「 シアワセの四文字なんてなかった 今までの人生で思い知ったじゃないか 」
「 自分は何も悪くねぇと誰もがきっと思ってる 」
あてもなく彷徨う蝉の群れに
水も無くなり揺れ出す視界に
迫り狂う鬼たちの怒号に
バカみたいにはしゃぎあい
イザナ
碧
スッ
ふと君はナイフを取った
碧
碧
碧
碧
ザキッ
そして君は首を切った
まるで何かの映画のワンシーンだ
白昼夢を見ている気がした
気づけば俺は捕まって
君がどこにも見つからなくって
ガタッ
君だけがどこにもいなくって
チリリン チリリン
カチャン
ボォ—-ボォ———
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
家族もクラスの奴らもいるのに
なぜか君だけはどこにもいない
あの夏の日を思い出す
俺は今も今でも歌ってる
君をずっと探しているんだ
君に言いたいことがあるんだ
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す
君の笑顔は…
碧
君の無邪気さは…
碧
イザナ
頭の中を飽和している
パンッ(手を合わせる
イザナ
イザナ
もういいよ
投げ出してしまおう
そう言って欲しかったんだろう"? な"ぁ"?
♡500 ↪︎別の話