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みゆきです！！！ 主婦やってる！私には、ひろとっていう旦那がいて、はなっていう子供もいるんだ！ 人生、楽しいことがたくさんあるけど、悲しいことも… 実は私、妹がいたんだけど、流産しちゃったんだ…
みゆき
朝御飯作らなきゃ！
ひろと！はなよろしく！
ひろと！はなよろしく！
ひろと
分かった
はな
うぇぇぇん！うぇぇぇん！
みゆき
あ、おむつパンパンかもしんない
ひろと
あ、本当だ
ひろと
今、変えてあげるからな～
みゆき
か、体が…重いような…
バタッ
ひろと
ちょ…み、みゆき！？
ひろと
みゆき！！
ひろと
病院に連れていかないと！
ひろとははなとみゆきを車に乗せ、病院に向かった
受付の人
谷崎 ひろとさーん
ひろと
はい
受付の人
三番の部屋にどうぞ～
ひろと
はい、分かりました
がらがら
ひろと
おはようございます
医者
はい、おはようございます
医者
今日は、どうされました？
ひろと
妻が急に倒れて…
医者
分かりました
ここに横にさせてください
ここに横にさせてください
ひろと
はい
ひろとはみゆきをベッドに横にさせた
ポン、ポン、ポン、ポン
医者
うーん…特に異常は無いですが…
医者
何か平常とは違いますね…
何か奇妙な物を感じる気がします…
何か奇妙な物を感じる気がします…
医者
一度、お寺などに行ってみたらどうですかね？
ひろと
分かりました…
みゆき
んん…？
ひろと
あ！みゆき！
みゆき
あ、ひろと…
ひろと
今から近くのお寺に行くぞ
みゆき
うん…
はな
うぇぇん…
ひろと
はな、今からお寺っていうところに行くからね
はな
うぅぅ…んん…
皆は車で寺に向かった
ひろとは、はなを片手で抱っこし、もう片手でみゆきを支えながら寺の入り口へと向かった
住職
お待ちしておりました。
ひろと
あ、こんにちは…
妻が体が重いというので来ました…
妻が体が重いというので来ました…
住職
分かりました。どうぞ、中へ
みゆき
か、体がまた…重い…
バタッ
ひろと
み、みゆき…！！
住職
ちょ、ちょっと待ってください…
住職はみゆきの背中に触れた
住職
霊の力を感じます…みゆきさんは霊にとりつかれていらっしゃいますね…
ひろと
そんな…
みゆき
んん…
みゆき
うわぁん！うわぁん！うわぁん！うわぁん！うわぁん！
みゆきは不気味なことに赤ちゃんのように暴れ泣き出した
バタバタバタバタ！！
みゆき
うわぁん！うわぁん！うわぁん！うわぁん！うわぁん！うわぁん！
住職は暴れ泣き出したみゆきの背中に触れ、問いかけた
住職
あなたはいったい、誰なんですか？
10秒後
みゆき
お姉ちゃんの妹…
住職
お姉ちゃんの妹？
ひろと
妹？
住職
あなたがとりついている方の妹ですか？
みゆき
うん…
住職
そうですか…
みゆき
皆…大嫌い…
みゆき
でも…お姉ちゃんは……大好き…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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