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文化祭が終わった夜。 人混みから離れて、街灯だけが道を照らす。 さっきまでの熱が、 まだ、身体の奥に残っていた。
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
佐久間萌笑
歩幅が、自然と揃う。 触れない。 でも近い。
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
沈黙が落ちる。 街灯の下で、立ち止まる。 一回目の“寸前”。
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
(瑞希の家・玄関) 鍵の音。 ドアが閉まる音。 静けさが、戻ってくる。
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
靴を揃える間も、 視線が外れない。
一ノ瀬瑞希
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
距離が縮まる。 一回目。 短いキス。 触れたか分からないくらい。
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
離れる。 でも、視線は離れない。 二回目。 少しだけ長く。
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
3回目。 そして4回目。 だんだんキスが深くなっていく
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
萌笑は声を漏らし 瑞希はもう、萌笑以外を考えることは 出来なくなっていた
一ノ瀬瑞希
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
佐久間萌笑
佐久間萌笑
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
一ノ瀬瑞希
佐久間萌笑
ドアが閉まる。 一線は、 ちゃんと守った。 ――それでも、 心臓は、全然静まらなかった。